「私の10万円プロジェクト」



        「新規顧客を連れてくる若者に『帰省ボーナス』の支給を!」

下田は国内有数の観光地です。
私もかつては「下田出身」というアドバンテージを生かして、夏になる度に友人たちを連れて実家に帰省、
実家の空き部屋に止めて合宿じみたことをしたものです。宿泊/駐車場等手配の手間がなくなる分、
お金のない学生には特に喜ばれたものでした。
近い経験のある諸先輩方も多いと思いますが、そんな「セルフ観光ツアー」を無償で開催してくれる
下田出身の若者というのは、実は下田の優秀な営業マンなのではないでしょうか。
そんな優秀な営業マンを、何かしらのカタチで評価してあげませんか?というのが今回の趣旨です。

「下田出身の25歳以下、一回の帰省で伊豆外から5人以上招待」等の条件を付け、先着10組に
¥10000の『帰省ボーナス』を支給します。
市内店舗での利用を前提とすることで、(純粋な金額的援助ではありますが)観光先でお金を落とす事自体
へのハードルも下がるかと思われます。

下田の人間は全国平均ちょいプラス位のもてなし好きだと思っています。
そのもてなす心をさらに加速させるため、町ぐるみでのご褒美というのはいかがでしょうか?

                                            下田市白浜出身 都内在住 寺川芳雄



          「下田にオリーブストリートを作ろう!」

私はナンズヴィレジでマルシェなど開催させて頂いております。
そこで出逢いました、白浜にあります伊豆白浜オリーブ園さんの野口さんと
下田にオリーブストリートができたら、街の人々の憩いの場や観光の目玉にも
なるのでと思い、先日、野口さんにもアドバイス頂きながらパティシェ・ウェブデザイナー・
主婦・レストラン・お土産屋さんなど
他業種のメンバーで下田オリーブクラブを立ち上げました。

オリーブをより知ってもらい、少しでもオリーブを使った染め物のワークショップや
オリーブスイーツ、オリーブ料理そして栽培なども行っていきたいと思います。

今回応募させて頂きましたのは、
まずはオリーブストリートを作るはじめの一歩として、
10万円プロジェクトを活用させて頂き、伊豆白浜オリーブ園さんにあります
オリーブの木を、下田のマイマイ通りや、ペリーロードなどに移植する費用として
使わさせて頂ければと思います。
移植する土地など、出来るだけ行政の方も含めご相談させて頂き、下田オリーブストリートを
作れればと思います。
伊豆白浜オリーブ園様も植樹するオリーブは無償で提供して頂けるとことなので
移植するための費用として10万円プロジェクトを活用したいと思います。
ナンズヴィレジにもオリーブが植えてありますので、新たにオリーブストリートを作る
土地がなければナンズヴィレジの敷地をお使いして頂きましても構いませんので、
オリーブストリートのはじめの一歩をこのプロジェクトで作られせて頂きたいと思います。

                 (一社)下田HOMIE 代表理事 梅田直樹



            「吉佐美大浜をもっとスッキリ」

吉佐美の大浜だけのお話ですが、ご存知の通り、こちらには半世紀前に建造された
防潮堤があります。これがなかったらさぞかし素晴らしい景色だったろう、
なんて今更誰も感じないかもしれません。もう風景の一部になってしまってます。
 
そして、防潮堤のかさ上げ問題、液状化対策、などいろいろまた話題になってます。
今年その液状化対策のために駐車場の海に面した側にあったフェニックス(正式名称はわかりません)が
すべて切られてしまいました。
 
ちょっと残念な気がしましたが、10万円で元に戻して、というわけにはいかないでしょう。
 
その代わり、もう一つ、私個人的に長年気になっていたことがあります。こちらでしたら10万円でなんとか
なりそうです。
それは、夏季海水浴シーズンだけに使用している、浜両端にあるスピーカーの無線化です。
監視塔から放送しているのですが、これはどうにか無線にはならないものなのでしょうか?
(夏季しか使用しないのに、オールシーズンあるのもちょっと。。。)
 
 

特に、去年出来上がった浜への出入り口、階段を上って海を見渡すとまず最初に視界に入るのが
そのケーブルです。ちょうど目線の高さで、イライラしますよね。
コードだけではなく、コードを張るために何十本もの鉄柱も視界から消えれば、
もっともっと全国に自慢できる海岸になるでしょう。

                                          下田市 匿名希望



           「下田市の新たな活路を求めて」

Facebookを始めて数年になります。
ひょんなことから知り合ったひとりのベトナムの友達でしたが、
今ではベトナムの友人の数が300名以上になりました。
親交を深めるにつれ、彼ら彼女らの「日本愛」には常々驚かされています。
必死で日本語を学び、日本語検定試験に合格して日本の会社に就職したいと
いう熱意に本当に心を打たれます。
その熱意と日本への愛情に応えてあげるべく、簡単な日本語を教えてあげているのですが、
大半の彼らの希望は「日本への留学」あるいは「日本で働きながらの日本語の勉強」です。
しかしながらベトナム国内での政情あるいは金銭的な事情からほとんどの若者が
それを叶えられないのが実情です。
身を削るようにしてこさえた蓄財を悪徳仲介業者に騙され、酷い思いをしているベトナムの
若者が多数いることも知りました。
同じ子供を持つ親として、そんなことは絶対に許せない・・と思い、ベトナム本国と
同じように、あるいはそれ以上の快適で安心な生活を、そして本当に信頼できる会社・
職場を提供してあげられるような環境づくりを・・と思い立ちました。
下田は観光業が主幹となる産業でありながら、近年慢性的な人材不足に陥っています。
観光業で接客することは彼らの「生きた語学」の習得にもなり、また人材不足解消にも
役立つのではないでしょうか・・。
また、彼らは農業にも精通しておりますので、休耕地を提供してあげて「下田オリジナル」の
作物を研究・栽培してもらいながら、夜間は語学の勉強を・・というのも面白いと思います。
しかしながら、ご周知の通り「派遣業」を開くとなると様々な法的な問題や、最低でも
数百万円という資金が必要となります。
援助していただける「10万円」で何ができるかまったくの未知数でありますが、その基盤
作りに活用させていただければありがたいと存じます。

                                          下田市 谷口



           「プロジェクションマッピングの活用を」

マイマイ通りにある御寺神社、市内学校、ベイステージ、下田のシンボル的なビル。(駅前時計台)
港に浮かぶ漁船や廃船など新たに何か作るわけでなく今ある風景に映像を投影させる
プロジェクター機の費用として10万円プロジェクトに応募します。

このプロジェクター機でプロジェクションマッピングショーを開催します。
市内にある先ほどあげた建物や構造物に懐かしい下田の映像や歴史ある人物や、
今住んでいる下田の人達の日常を紹介するだけでなく、
プロジェクションマッピングを作りだすクリエイターさんの新しい感性と、
下田の今を融合させ
ART的な要素を加え地元の方々や観光客の方に下田の魅力発信の
新しいPRになるはずです。
伊豆には色んなジャンルのクリエイターさんが移住して来ています。
そのように移住して来た人たちから見る、下田の今や歴史を映し出す機材費用として
10万円プロジェクトが
有意義に活用できるた私は思います。
プロジェクターは移動可能ですので、市内色んな所に持っていけるメリットもあり、
開催する場所によっては、大きな観光客誘致の目玉にもなると思います。
このように、下田や伊豆を好きで移住して来られている人達も街にイイ意味で巻き込んで行け、
下田に住む人達も、脚を運んで出掛けようと思ってくれると思います。
昨年、ナンズヴィレッジにてプロジェクションマッピングを開催させて頂きました時、
子供達や昔子供だった方も、初めての見る方が多かったと思いますが、皆さん喜んでいただけました。
今ある下田の風景を活用し、下田の歴史、下田の今を歴史フィルムでなく
ARTの一つとして発信して行けると思います。


                 (一社)下田HOMIE 代表理事 梅田直樹





















                 「未来の一枚プロジェクト」

そこに住む住民の笑顔写真(祭り写真など住民主役の写真)を空き店舗や空きスペースに貼っていくプロジェクト。
街はそこに住む人が主役。未来は自分たちがつくること、明るい未来を感じさせる笑顔写真(祭り写真など住民主役の写真)
で街を埋めていく。

最初は恥ずかしいと思う人の写真も、数が増えるに従ってそんな思いも無くなる。
いつしか、どこに誰の写真があるのかわかるようになるまでに気になる存在に。

A4サイズのプリントアウト費用が50円だとして、予算が10万円なので合計2000枚の笑顔写真が街に張り出される。
観光客には街の顔がわかり、街の生業や祭り、暮らしの雰囲気が伝わる。
写真の下に協賛企業の名前を入れれば広告にもなる。協賛金を集められればプロジェクトが巨大化。

                              K Design Office 代表 渡邉 一夫



            「グラン・ブルー上映会と松元恵さんのトークイベントを」


昨年9月、「フリーダイビング競技大会イン下田」が2014年に引き続き、開催される事を知り、私は嬉しく思い、
ビック・ブルー代表
の松元恵さんにメールをした。

《松元恵  様
昨年は大変お世話になりました。
今年も開催されるを知り、嬉しく思っていました。
ご成功をお祈りしています。》
そして返信

《ありがとうございます!!
また、プール練習やりましょう!
松元》

《松元恵様
下田のために頑張ってくださっている事に感謝したく、メールさせていただきました。
お誘いいただいても、今年は出られなかったと思います。
下田市の対応は去年より良くなったのでしょうか…

読み書きで自己実現したいとの思いが強い今は、とにかく書いて応募…一人締め切りに追われています。・
最近『牡蠣とトランク』を取り寄せてまだ途中ですが、感動しています。ルイ・ヴィトン素敵だな〜と思いました。
またお会いできる日を楽しみにしています。》

《佐生さま
今年は地元の方々のお力添えで、プールの使用料分が援助されました。
海は経費がかかるので大変で、今援助が受けやすい一般社団法人を考えています。

本、子供の頃から好きでした。思春期の頃、絵や文章で身をたてたいと思ってたこともありました。
本・・・・読めずに、手放せずにいるのが山ほどあります・・・
本を読める時間をつくれる生活が、あこがれです。

好きなことに打ち込める人生は幸せですね。
松元》

そんなメールのやり取りをして、松元さんとの本好きの共通点を知り、嬉しく思った。

松元さんはジャック・マイヨールの最後の愛弟子で、そんな方が下田市に転入のニュースを伊豆新聞で知った時の
感動は、以前『感動エピソード』に投稿した。
私が2014年の「フリーダイビング競技大会イン下田」に参加した事も…。
その時少し裏事情も知り、来年は無理なのかな…と感じてもいた。
だから2015年も開催を知り、松元さんにメールせずにはいられなかった。

改めてジャック・マイヨールの言葉を読み感動している。
「空気も水も確実に汚染されている。テクノロジーの進歩によって。人はこれを勝利というが実は敗北なのだ。
私はいつも語り合う。海がこの事を許してくれたらと」

『イルカと、海へ還る日』ジャック・マイヨール(著)を読み、伊豆との関わりに感銘を受けた。
《私が禅を学んだ日本の伊豆では、大師から非常に大切なことを教わった。そのころ私は次々と繰り返される世界記録
への挑戦と、生理学的実験によって、心配が重なっていた。自分はどこまで息を止めていられる、だろう。いつまで
無事故でいられるだろう?
きっと私の表情には影がさしていたのであろう。禅の大師は、座禅する私に笑いながらこういったのだ。
「ノーシンキン、ノーシンキン(考えるな、考えるな)」
このメッセージは、よけいな言葉などなく、直接的で、しかも完全なものだった。
私は目の前の雲が晴れていくような気分になったものだった。もちろん、呼吸について考えなければ呼吸停止がうまくい
くとは限らない。しかし、結局のところ、これは非常に重要なポイントをついているのである。》

私が「10万円プロジェクト!」で実現させたい事…それは、以前松元さんとも話した事。
『グラン・ブルー』の上映会と生前のジャック・マイヨールの事を松元さんから聴くイベントを下田で実現できたら嬉しい。

                              
下田市 佐生綾子



                    「子供目線でのボードを下田駅に」


「子供が発信、絵で紹介」「温泉に毎日入って暮らしたい」
ただそれだけの理由で、15年前、横浜から南伊豆へ、そして現在、下田で機嫌よく過ごしている。
当時、親や兄弟、古くからの友人たちは「知り合いの1人もいない、よその土地に移住するなんて…」
と、結構反対をされたが。案ずるよりは何とかで、今では一端の下田人間と自負している。
横浜から観光地として見ていた下田と、生活の場としてそこに住んでみれば、視点も違うのが当たり前だが、
今回のプロジェクトへの応募にあたり、「こんなのが、ここにあったら観光客も喜ぶのになあ」と、
日頃思っている事を書きたいと思う。
一言でいうならば、伊豆急の下田駅に、下田の観光名所を絵画で表した大きなボードを設置する。
名所、旧跡、施設、自然美等、題材になるものは事欠かない下田だが、描く人は、小学生、感性豊かな子供達の
目に写った風景、建造物を表現してもらいたい。
ボードの中央には、下田市のマップを載せ、どの絵が、どの場所であるか示してもらう。
次世代を担う子供たちにも、下田が元気で、魅力ある街づくりに是非参加してほしい。
郷土の誇りを発信する場になると同時に、来遊客へのほのぼのとした、小さなおもてなしになるだろう。

                             
下田市 中川浩志



            「下田駅に大型ウエルカムボードを設置」

下田の海岸にはたくさんのウミガメがやってきて産卵する。
ペリー、釣り、温泉だけでなくウミガメの宣伝も行う。恐らく従来と異なった客層を掴むことができる。
(ウミガメ以外にも鳥、虫、蝶、植物たくさんアピールできるものがある。下田の自然図鑑を作ることも一つの案)

 現在も小型の水槽が置かれウミガメが泳いでいるが、これは継続して、別途、電車からの降車客の目に着く所に
「ウエルカムボード」を設置する。

              WEL”KAME” TO SHIMODA

KAMEは日本語で亀です。少しなまっていますが、「ウェルカム トウ シモダ」です。下田へようこそ!

Kame means turtles in Japanese. Pronunciation of kame similar to come. There still remains strong accent, but it expresses
welcome to Shimoda.

Turtles is a symbol of long life around the world. Lots of turtles come to Shimoda area to spawn every year. Anyway, we hope
you will have good holidays in Shimoda.

もちろん、余白部分に中国語、韓国語、台湾語、スペイン語、イタリア語、ポルトガル語、ドイツ語、フランス語
・・・で「ようこそ」の寄せ書きをする。

地元の小学生、中学生にお願いして亀の絵も挿入してもらいたい。

                                           下田市 増野裕樹


       「黒船の時代にタイムスリップするスリーディ―メガネの製作」

下田市が観光立市として、益々、発展する為には、他観光地との差別化をはかり、他観光地にまねのできない、
オリジナルなおもてなしを数多く作る事であると考えます。
 その為の一つとして、「幕末メガネ?」・「黒船メガネ?」(仮称)をかけると「アッ!という間に、
今眺めていた、下田湾に、黒船が現れ、吉田松陰が弁天島から、黒船を目指して小舟を漕ぎ出す映像が
目の前に現れ、びしょ濡れの姿で再上陸する姿が、眺めている下田湾にスリーデイ―映像として映し出される。」
 このようなメガネができる技術があるようです。 ぜひ、このようなメガネを作りたいと思います。
 そして、このメガネをかけて下田湾を眺めるのに最適な場所は、下田湾沿いの幕末に船の出入等々を見張った
「福浦見張り台」であると考えます。メガネの反響次第では、このスポットに「展望台を作ろう。」
という話にまで発展するかもしれません?
 観光客様に喜ばれるスポットになれば、歴史の眠りから目覚め、思いがけない観光スポットが増えること
になるでしょう。
 メガネ製作が実現したならば、「このメガネをきっかけに、幕末に見張り台にするほど眺望の良いこのスポット
のような、眺望の良いスポットが他にもあると思いますので、それらのスポットを現代の観光の目で見つめ直し、
眠ったままにしておかないで、そろそろゆり起こして下田市観光のお役に立ってもらう観光スポットを一つでも
増やすべき等々・・・。下田市の観光について考える市民が増える、刺激になるのでは?」と考えます。

                                            下田市 渡邉雅三


              「栗原はるみさんの料理教室」


昨年末、黒豆を栗原はるみさんのレシピで煮たら、とても美味しくでき、感激しました。

他にも、栗原はるみレシピに助けられ、今年もおせち料理の準備ができました。

料理に限らず、私は栗原はるみさんのセンスが大好きです。
お人柄も…。

何年か前、下田東急ホテルで行われた料理教室のイベントには行きたいと思いましたが、行けませんでした。

昨年には東京目黒にある栗原はるみさんのお店でのランチパーティーのイベントに行きたくて、娘と応募マークを
集める為に、せっせと雪印のデザート商品を食べ、応募するもハズレてしまい残念でした。

そこで、『10万円プロジェクト!』で栗原はるみさんにお願いして、料理教室または、ランチパーティーなどが
できたら嬉しいです。
夢のような話しですが…
場所は『ナンズキッチン』で。
NHKの『きょうの料理』の顔ともいえる栗原はるみさん。
名前が紹介される際、「下田市出身」と付け加えてもらえれば、下田の宣伝効果は素晴らしいのに…。
と思いながらいつも見ています。

栗原はるみさんの素晴らしい感性は、間違いなく下田の自然で育まれたものだと思います。

今年は栗原はるみさんを見習って、「ていねい」な生活を心掛けようと思い、新年を迎えました。

                               
下田市 佐生綾子



           
「セレクトした本を10万円分図書館に寄贈したい」


地域活性化を考える時、企業誘致や誘客等にばかり目を向けがちだが、私は一番大切な事は、まずは住民が輝く事だと思う。
そこで、住民がわくわくできる場所を増やす事を提案する。

私がわくわくする場所は、『本』がある場所。
本屋や図書館も好きだが、最近行ってわくわくした場所が古書店だ。
沼津市にある『weekend books』は私の大好きな場所になった。

古本なら何でもいい訳ではなく、店主がセレクトした本だけが並び、置かれた家具や雑貨も私好みの素敵な物ばかりで、
その空間に居るだけでわくわくした。
思わず私は、店主に
「好きな事が仕事にできていいですね…」
と話しかけた。
「そうですね…。仕事でストレスを感じる事はあまり無いですね。お金は無いですけど…」
多分そんな主旨の返答だった。
私は店主が本当の豊さを知っている人、共感できる生き方をしている人だと感じた。
「森茉莉は、森鴎外の娘ですよね。」
「そうです。森家の優雅な生活等もわかって、この店では結構人気がある作家です。」
そんな会話をした。

こんな会話ができる「古書店」が下田にも欲しいと思った。
この日、絵本1冊と娘のために谷川俊太郎の詩集を一冊買った。
お店の奥のスペースで、人気イラストレーター服部あさ美「ハーブ」展をやっていた。とても素敵だった。

後日のお菓子屋さんが集まったイベントも素敵だった。
マルシェは行きたかったけれど、行けなかった。

『貧乏サヴァラン』森茉莉(著)を購入して読んでみた。
裏表紙の記述

《家事はまるきり駄目だった茉莉の、ただ一つの例外は料理だった。オムレット、ボルドオ風茸料理、白魚、独活、
柱などの清汁……江戸っ子の舌とパリジェンヌの舌を持ち贅沢をこよなく愛した茉莉ならではの得意料理。
「百円のイングランド製のチョコレートを一日一個買いに行くのを日課」に、食いしん坊茉莉は夢の食卓を思い描く。
垂涎の食エッセイ。》
を読んだだけで、私も森茉莉が好きになった。

本の中の
《鴎外はお葬式饅頭を白い、美しい掌で四つに割り、飯の上にのせ、いい煎茶をかけて食べた。大人は誰も美味そうだと
は思わないが、私達三人の子供はよろこんで真似た。子供の口には美味しかった。》
の記述がとても印象的だった。
「食」に関する本をセレクトした古書店なんてどうだろう…。そこには当然、下田出身の料理研究家・栗原はるみさんの
本も置いてあり…文学に詳しい店主が相手をしてくれる…
そんなお店が下田にもあったら嬉しい。

私は今、ある本で読んだ「文化なきところに経済の繁栄はない」にとても共感している。

でも、「10万円プロジェクト…」として考えた時、「古書店を開店…」はちょっと無理なので、
「私がセレクトした10万円分の本を下田図書館に寄贈させていただく。」
で応募したいと思う。

私が下田に移住して一番残念だった事は、図書整備にあまり力を入れていない自治体と感じた事だった。

「本当の豊さ」を知る意識改革も必要だと思う。

「自然を愛する意識を育てる本」
そんな本もセレクトしたい。

地域活性化はそんなにたやすい事ではなく、今播いた種が何年後かに花開く…そういうものだと感じている。


                              
下田市 佐生綾子