「私の10万円プロジェクト」
「新規顧客を連れてくる若者に『帰省ボーナス』の支給を!」
下田は国内有数の観光地です。
私もかつては「下田出身」というアドバンテージを生かして、夏になる度に友人たちを連れて実家に帰省、
実家の空き部屋に止めて合宿じみたことをしたものです。宿泊/駐車場等手配の手間がなくなる分、
お金のない学生には特に喜ばれたものでした。
近い経験のある諸先輩方も多いと思いますが、そんな「セルフ観光ツアー」を無償で開催してくれる
下田出身の若者というのは、実は下田の優秀な営業マンなのではないでしょうか。
そんな優秀な営業マンを、何かしらのカタチで評価してあげませんか?というのが今回の趣旨です。
「下田出身の25歳以下、一回の帰省で伊豆外から5人以上招待」等の条件を付け、先着10組に
¥10000の『帰省ボーナス』を支給します。
市内店舗での利用を前提とすることで、(純粋な金額的援助ではありますが)観光先でお金を落とす事自体
へのハードルも下がるかと思われます。
下田の人間は全国平均ちょいプラス位のもてなし好きだと思っています。
そのもてなす心をさらに加速させるため、町ぐるみでのご褒美というのはいかがでしょうか?
下田市白浜出身 都内在住 寺川芳雄
「下田にオリーブストリートを作ろう!」
「吉佐美大浜をもっとスッキリ」
下田市 匿名希望
「下田市の新たな活路を求めて」
下田市 谷口
「プロジェクションマッピングの活用を」
(一社)下田HOMIE 代表理事 梅田直樹
「未来の一枚プロジェクト」
そこに住む住民の笑顔写真(祭り写真など住民主役の写真)を空き店舗や空きスペースに貼っていくプロジェクト。
街はそこに住む人が主役。未来は自分たちがつくること、明るい未来を感じさせる笑顔写真
(祭り写真など住民主役の写真)で街を埋めていく。
最初は恥ずかしいと思う人の写真も、数が増えるに従ってそんな思いも無くなる。
いつしか、どこに誰の写真があるのかわかるようになるまでに気になる存在に。
A4サイズのプリントアウト費用が50円だとして、予算が10万円なので合計2000枚の笑顔写真が街に張り出される。
観光客には街の顔がわかり、街の生業や祭り、暮らしの雰囲気が伝わる。
写真の下に協賛企業の名前を入れれば広告にもなる。協賛金を集められればプロジェクトが巨大化。
下田の海岸にはたくさんのウミガメがやってきて産卵する。
ペリー、釣り、温泉だけでなくウミガメの宣伝も行う。恐らく従来と異なった客層を掴むことができる。
(ウミガメ以外にも鳥、虫、蝶、植物たくさんアピールできるものがある。下田の自然図鑑を作ることも一つの案)
現在も小型の水槽が置かれウミガメが泳いでいるが、これは継続して、別途、電車からの降車客の目に着く所に
「ウエルカムボード」を設置する。
KAMEは日本語で亀です。少しなまっていますが、「ウェルカム トウ シモダ」です。下田へようこそ!
Kame means turtles in Japanese. Pronunciation of kame similar to come.
There still remains strong accent, but it expresses
welcome to Shimoda.
Turtles is a symbol of long life around the world. Lots of turtles come
to Shimoda area to spawn every year. Anyway, we hope
you will have good holidays in Shimoda.
もちろん、余白部分に中国語、韓国語、台湾語、スペイン語、イタリア語、ポルトガル語、ドイツ語、
フランス語…で「ようこそ」の寄せ書きをする。
地元の小学生、中学生にお願いして亀の絵も挿入してもらいたい。
下田市 増野裕樹
「黒船の時代にタイムスリップするスリーディ―メガネの製作」
下田市が観光立市として、益々、発展する為には、他観光地との差別化をはかり、
他観光地にまねのできない、オリジナルなおもてなしを数多く作る事であると考えます。
その為の一つとして、「幕末メガネ?」・「黒船メガネ?」(仮称)をかけると「アッ!という間に、
今眺めていた、下田湾に、黒船が現れ、吉田松陰が弁天島から、黒船を目指して小舟を漕ぎ出す映像が
目の前に現れ、びしょ濡れの姿で再上陸する姿が、眺めている下田湾にスリーデイ―映像として映し出される。」
このようなメガネができる技術があるようです。
ぜひ、このようなメガネを作りたいと思います。
そして、このメガネをかけて下田湾を眺めるのに最適な場所は、下田湾沿いの幕末に船の出入等々を見張った
「福浦見張り台」であると考えます。メガネの反響次第では、このスポットに「展望台を作ろう。」
という話にまで発展するかもしれません。
観光客様に喜ばれるスポットになれば、歴史の眠りから目覚め、思いがけない観光スポットが増えることになるでしょう。
メガネ製作が実現したならば、「このメガネをきっかけに、幕末に見張り台にするほど眺望の良いこのスポットのような、
眺望の良いスポットが他にもあると思いますので、それらのスポットを現代の観光の目で見つめ直し、
眠ったままにしておかないで、そろそろゆり起こして下田市観光のお役に立ってもらう
観光スポットを一つでも増やすべき等々…。
下田市の観光について考える市民が増える、刺激になるのでは?」と考えます。
下田市 渡邉雅三
「栗原はるみさんの料理教室」
昨年末、黒豆を栗原はるみさんのレシピで煮たら、とても美味しくでき、感激しました。
他にも、栗原はるみレシピに助けられ、今年もおせち料理の準備ができました。
料理に限らず、私は栗原はるみさんのセンスが大好きです。
お人柄も…。
何年か前、下田東急ホテルで行われた料理教室のイベントには行きたいと思いましたが、行けませんでした。
昨年には東京目黒にある栗原はるみさんのお店でのランチパーティーのイベントに行きたくて、娘と応募マークを
集める為に、せっせと雪印のデザート商品を食べ、応募するもハズレてしまい残念でした。
そこで、『10万円プロジェクト!』で栗原はるみさんにお願いして、料理教室または、ランチパーティーなどが
できたら嬉しいです。
夢のような話しですが…
場所は『ナンズキッチン』で。
NHKの『きょうの料理』の顔ともいえる栗原はるみさん。
名前が紹介される際、「下田市出身」と付け加えてもらえれば、下田の宣伝効果は素晴らしいのに…。
と思いながらいつも見ています。
栗原はるみさんの素晴らしい感性は、間違いなく下田の自然で育まれたものだと思います。
今年は栗原はるみさんを見習って、「ていねい」な生活を心掛けようと思い、新年を迎えました。
下田市 佐生綾子
「セレクトした本を10万円分図書館に寄贈したい」
地域活性化を考える時、企業誘致や誘客等にばかり目を向けがちだが、私は一番大切な事は、まずは住民が輝く事だと思う。
そこで、住民がわくわくできる場所を増やす事を提案する。
私がわくわくする場所は、『本』がある場所。
本屋や図書館も好きだが、最近行ってわくわくした場所が古書店だ。
沼津市にある『weekend
books』は私の大好きな場所になった。
古本なら何でもいい訳ではなく、店主がセレクトした本だけが並び、置かれた家具や雑貨も私好みの素敵な物ばかりで、
その空間に居るだけでわくわくした。
思わず私は、店主に
「好きな事が仕事にできていいですね…」
と話しかけた。
「そうですね…。仕事でストレスを感じる事はあまり無いですね。お金は無いですけど…」
多分そんな主旨の返答だった。
私は店主が本当の豊さを知っている人、共感できる生き方をしている人だと感じた。
「森茉莉は、森鴎外の娘ですよね。」
「そうです。森家の優雅な生活等もわかって、この店では結構人気がある作家です。」
そんな会話をした。
こんな会話ができる「古書店」が下田にも欲しいと思った。
この日、絵本1冊と娘のために谷川俊太郎の詩集を一冊買った。
お店の奥のスペースで、人気イラストレーター服部あさ美「ハーブ」展をやっていた。とても素敵だった。
後日のお菓子屋さんが集まったイベントも素敵だった。
マルシェは行きたかったけれど、行けなかった。
『貧乏サヴァラン』森茉莉(著)を購入して読んでみた。
裏表紙の記述
《家事はまるきり駄目だった茉莉の、ただ一つの例外は料理だった。オムレット、ボルドオ風茸料理、白魚、独活、
柱などの清汁……江戸っ子の舌とパリジェンヌの舌を持ち贅沢をこよなく愛した茉莉ならではの得意料理。
「百円のイングランド製のチョコレートを一日一個買いに行くのを日課」に、食いしん坊茉莉は夢の食卓を思い描く。
垂涎の食エッセイ。》
を読んだだけで、私も森茉莉が好きになった。
本の中の
《鴎外はお葬式饅頭を白い、美しい掌で四つに割り、飯の上にのせ、いい煎茶をかけて食べた。大人は誰も美味そうだと
は思わないが、私達三人の子供はよろこんで真似た。子供の口には美味しかった。》
の記述がとても印象的だった。
「食」に関する本をセレクトした古書店なんてどうだろう…。そこには当然、下田出身の料理研究家・栗原はるみさんの
本も置いてあり…文学に詳しい店主が相手をしてくれる…
そんなお店が下田にもあったら嬉しい。
私は今、ある本で読んだ「文化なきところに経済の繁栄はない」にとても共感している。
でも、「10万円プロジェクト…」として考えた時、「古書店を開店…」はちょっと無理なので、
「私がセレクトした10万円分の本を下田図書館に寄贈させていただく。」
で応募したいと思う。
私が下田に移住して一番残念だった事は、図書整備にあまり力を入れていない自治体と感じた事だった。
「本当の豊さ」を知る意識改革も必要だと思う。
「自然を愛する意識を育てる本」
そんな本もセレクトしたい。
地域活性化はそんなにたやすい事ではなく、今播いた種が何年後かに花開く…そういうものだと感じている。
下田市 佐生綾子