「コロナに負けない掲示板」

静岡県内では5月14日に緊急事態宣言が昨日解除されました。
そこで、赤看板であった「今は!コロナに負けるな!掲示板」を、
黄色看板の「コロナに負けない掲示板」に変える事にしました。
全国の非常事態宣言が解除された後、収束迄の道のりの中で、
青看板に変え、看板自体を外せる日があることを信じて、
今後は、明るい話題も混ぜながら投稿して参りたいと思います。



◎5月15日フェイスブック掲載の法人会コラム1

昨日、39県で緊急事態宣言が解除され、追加の経済対策も発表されました。
雇用調整助成金の上限が8,330円から15,000円に引き上げられ、
休業手当がもらえない従業員には直接現金を支給する、手続きが簡単な新たな制度が創設されるとのこと。
休業や時間短縮で家賃負担に苦しむ飲食店などを支援するため、
法人では、1ヶ月当たり50万円を上限に家賃の3分の2までを半年分補助する「特別家賃支援給付金」
(個人事業者の場合は最大月25万円)
困窮学生に対しても、一人当たり10万円、特に困窮しているケースには20万円を配布するとか。

いずれにしても鍵はスピード。雇用調整助成金に関しては、提出書類の多さから、
社会保険労務士さんに手数料を払って代行手続きをしてもらうか、断念する企業も多いです。
社員が直接簡易な方法で支給を受けられる制度があるとしたら、その方がありがたいと思いますが、
現在、多くのハードルを乗り越え、手数料も負担した上で、雇用調整助成金の給付手続きを行っている
会社(経営者)にしてみると、少々複雑な思いもあるのでは…と思って、知り合いの経営者の方に聞いてみると
「いいことなんでしょうが、割り切れない思いもありますよ、社労士さんには給付額の10%の手数料が発生しています。
それは国の制度が複雑であるための費用。この費用だけでも負担してもらいたいですよね」
と、なるほど…というお答えを頂きました。

支援制度が後手後手に回る事で、多くの矛盾も発生しているようです。
家賃負担も困窮学生に対する支援も、今すぐにでも支援が頂きたい人たちが大勢います。
不正を少なくしたいという行政の立場も分かりますが、
困っている定義を複雑化する事で支給が遅くなるような事は避けて頂きたいです。

静岡県のコロナに関する相談窓口の一覧表がありましたので掲載致します。
受けられる支援は受けて頂けるようにして下さいね。






◎5月15日フェイスブック掲載の法人会コラム2

コロナで初の労災認定がおりましたね。
医療従事者と生活関連サービス事業者の方だそうです。
接客業に携わる方は、日々感染と隣り合わせのお仕事ですので、
万が一の時の保障は大事なことです。なかなか認定をしてもらうのが難しい労災ですが、
コロナに関しては特例的な対処が望めるのでしょうか?

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200515-00000049-kyodonews-soci




◎5月16日フェイスブック掲載の法人会コラム

私の住む下田市では、本来今日は黒船祭りの真っ最中…パレードや開国市など町中が一番賑わう日なのですが、
コロナで中止…加えて、今日は朝から雨模様で本当に静かな朝です。

今朝の新聞にあったこの記事。農家や漁業を営む生産者に補助金を検討とのこと。
これは本当にいいことですね。飲食店や宿泊施設の自粛休やイベントの中止などで、
泣く泣く野菜などを廃棄せざるを得ない生産者の方も少なくないと言います。
出口である飲食店等の事業所には支援金があっても、生産者にはありませんでした。
私たちが生きていく上で、ここが一番の根っこなのに…。早めに制度を立ち上げて、
しかるべき所に支援が届くようにお願いしたいですね。





◎皆様からのコメント(一部抜粋)

貪百姓育ちの者にとって、有難いコメントです。飲食店ばかりがメディアに持てはやされ、
imbalanceです。百姓も尻込みしないで、表舞台に出て下さい。
皆さんが汗まみれ、土まみれに乍ら働いて納めた税金です。


(上記コメントの返信)
おっしゃる通りです。
私のように応援したい気持ちの人は、たくさんいると思います。
でも、どうやって応援したらいいのか分からないのです。
飲食店のように、具体的な動きをしてもらえれば、微々たるものかもしれませんが、応援します。

是非具体的な動きをしてください。

これ欲しいです!
家は漁業ですがホント、魚の値段も安いし買う人居ないし…。
どうしてこちらに目を向けてくれないのか?と思ってました。


◎5月17日フェイスブック掲載の法人会コラム

今朝の伊豆新聞の一面は「雨の下田、変わらず閑散」。
「今はこないで!」と訴えて、いつ戻るのかと嘆いたり、
来て下さいとは言えない…まだ来てほしくないと言ったり…
静かな風景の中に、人々の割りきれない苦悩が滲み出ているようです。

個人のフェイスブックの思い出には、本来、今日、黒船祭りが行われて町が賑わっていた頃
の写真がいくつも…確かに同じ町の同じ日とは思えません。
来年の今日の日を、希望をもって想像することしか出来ません。

あの日を取り戻せるよう祈ります。








◎5月18日フェイスブック掲載の法人会コラム

今朝の、介護「コロナ手当」助成の記事。
この掲示板でも、私の母親が介護施設にお世話になっている事を話した際、
介護職に従事されている方から「介護現場も大変です」とコメントを頂きましたが、本当にそう思います。

通常の介護でも大変な上、コロナ感染予防の見地から家族面会も許されない中、
寂しさから入居者が食欲も元気も失っていて、その事に心砕かれている職員の方の様子が、
昨日テレビでも報道されていました。また、職員と入居者の信頼関係の元ともなる
「触れ合い」がコロナ感染予防の見地からは否定され、現場では困惑が広がるばかりと言います。

ただでさえ人手不足の問題があった介護現場…職員さんの肩にかかる負担は日に日に増していきます。
現状の問題に応える支援の創設はもちろんの事、
これを機会に、そのご苦労に報いるだけの抜本的な制度の見直しもお願いしたいところです。





◎5月19日フェイスブック掲載の法人会コラム

今朝、「今夏の富士山閉鎖決定」、「下田の海水浴場中止も」の記事を見かけました。
下田市の場合は、最終判断は6月末とされていますが、
県内海水浴場では既に中止が決定されているところもあります。
非常事態宣言が出された頃から「夏までには…」という事が漠然とした期待としてありましたが、
少し寂しい夏になりそうな気配です。

そんな中、花火大会も次々と中止になり、困り果てていた県内の花火業者の声掛けで、
全国120社が賛同し、全国一斉に花火を打ち上げる計画があるという記事もありました。
ここに書かれているように「花火大会は悪疫退散の祈願が起源」だそうです。
今のところ、日時の詳細は非公表、「皆さんがそれぞれの場所で見て、明るい気持ちになれるように」
との花火職人の心意気に少し救われたような気がしました。

下田市では、現職に対抗する立候補者が出たことで、この状況の中で選挙が行われることになりました。
(選挙に関してはコメントする立場にないので、選挙が行われる事のみのお知らせです)

今日も1日、頑張りましょう!










◎皆様からのコメント(一部抜粋)

自粛の中、開けているお店にはお客が沢山集まったように、
海水浴場もそうならなければ良いのですが。
こういう事は市町の垣根を越えて検討、実施出来ないものですかね。

友人の店から見る花火大会、今年も楽しみにしていました。
とても残念です。
運気をあげるためにも、ぜひ花火打ち上げてほしいですね。


◎5月20日フェイスブック掲載の法人会コラム

今朝は読売新聞の記事に目が留まりました。
「3密避けて、葬儀をネット中継」という見出しです。ZOOMを使った葬儀の仕組み、
「スマ僧侶」などが紹介されています。今はコロナの関係でニーズも高まっているとは思いますが、
これまでも、核家族化が進む中で、墓参り代行サービスやネット墓参などが推奨され、
それに伴って、通信教育による僧侶が誕生したりという流れがありました。
私の住まう地方では、若者の流出と共に墓守がいなくなり、墓じまいなども進みつつあります。

この件については様々なご意見があろうかと思いますが、
しかしながら、個人的には、やはり違和感を覚えてしまいます。
今は、コロナの関係で面会も出来ない状況の中、「せめてもの…」という事で、
当事者の方々にとってはありがたい事ですし、便利な世の中になった…という事なのでしょうが、
これがコロナ収束後も恒常化するとしたら…。

以前、知り合いのお寺のご住職に聞いた事があります。
「今は、病院で死ぬことが多いですが、昔は、ほとんどの人が家で亡くなり、
その際に僧侶が立ち会うことが珍しくなかった。人は死ぬ際に、もの凄いエネルギーを放出するから、
多くの人の死に立ち会った僧侶は、それを法力とすることができた。
だからなるべく、人の死には立ち会った方がいいですよ。」と、
昔は、お寺と檀家との関係が深かったという事もうなずける話でした。

今、本当に便利な世の中になりました。飲み会が出来なければ、オンライン飲み会で、
会議が出来なければZOOM会議で…と。ただ、このコロナがきっかけで
「それで、いいじゃない」的な流れができる事は、少し憂慮すべきだと思います。
3密になるから…と対面を避けて避けた結果、人と人との交わりや文化が失われる事になってはいけない…と。
最近、ZOOM交流会などにもお誘いを頂くのですが、どうも、自分的には合わない気がして…。
お断りをさせて頂いています。
結局、自分は、不器用な昔の人間である事を感じるこの頃です。
誤解があるといけないのですが、これが商売になっているのですから、それを否定するわけでもないですし、
決して、オンラインそのものを否定するものでもありません。




◎皆様からのコメント(一部抜粋)

Web会議ソフト=Zoomという流行りの様な流れには違和感があります。
(流行りのお陰で株価は10)Web会議ソフトは国産も含めて沢山あるのに…。


◎5月21日フェイスブック掲載の法人会コラム

少しは明るいニュースを…と思って、毎朝各紙をめくるのですが…。
誠に残念なことに、夏の甲子園大会の中止が決定致しました。
これは、野球だけに限る事ではありませんが、学生時代に打ち込んだものには、
皆さん特別な思いがあることと思います。その後数十年も人生の語り草になったりしますよね。

「かける言葉がない」というコメントもありますが、本当にその通りです。
何を言っても上辺の慰めにしかなりません。彼らの喪失感を埋める事は到底出来ませんが、
我々大人たちが知恵を絞り、コロナで機会が奪われた若者たちのために、
何かできる事を…と動くべきであると感じます。

その隣にあったのが東京高検検事長、黒川氏の「マージャン報道波紋」の記事。
並べないでくれ!と言いたくなるほどの内容…。なんだかな~。



◎皆様からのコメント(一部抜粋)

同感です!
目標があるから顧みず体も犠牲にしたでしょう、遊ぶこともなく、
わずかな時間も惜しんで注ぎ込んできたに違いありません。
何か、形になることでもあれば…と、本当に悲しいレベルの差はあるでしょうが、
一緒に嘆き悲しむことしかできません。
たまたまでしょうが、この記事は他のページに黒枠で載せてほしいですね..


◎5月22日フェイスブック掲載の法人会コラム1

今回のコロナ騒動で海外との交流が絶たれ思った事は、やはり国内で生産する事の大切さ、
つまりは自給率を上げていくという事です。
これは食料だけに限った問題ではありませんが、今、伊豆のような観光地において、
農業、漁業を営んでいる皆さんにとっては、観光客の方々を対象とした直売所や宿泊施設、
飲食店が機能不全に陥っているため、消費に結びつかず、値崩れを起こしているなどの問題に直面しています。

今朝の記事の中に、生産者側の記事が2つ見受けられました。
1つは、東伊豆町で専業農家の主婦8人が集まって、ドライフルーツ作りに挑戦し
「いつかは町の特産品にしたい」「ふるさと納税の返礼品になるのが目標」と頑張っているという内容。

今回のように、従来の販路が閉じられた時、生産者側でも工夫し、生産品に付加価値を付けて外向けに
直接販売する形をとる事が必要になってくるのかな…と感じました。

もう1つは、松崎町の「桜葉収穫、臨時収納で活気」の記事です。農業、漁業共に、人手不足、
後継者不足の問題は従来からあったものです。今回のコロナで、都会に住む事のリスクや幸せの価値観までも、
少なからず変わるのではないかと感じるところもあります。
今後、都会から田舎暮らしへと向かう流れもあるとしたら、魅力ある就農制度を確立する事によって、
人口減少や人手不足も少なからず解消されるのではないかと…。
ちょっと希望的観測が入っていますが、そうなればいいですね。

生産者側に寄り添い、事業者が直売している事例もフェイスブックで見かけましたので、ご紹介させて頂きます。

下田市の須崎で「民宿小はじ」を経営している小川さんが、漁師さんと共にネット販売に挑戦をしているサイトです。

https://kohajioyaji.base.shop/

こちらは南伊豆町の「南伊豆にこれないなら、南伊豆をお届けしよう」です。
やはり、海の香りが届くような素敵なサイトです。

https://www.facebook.com/izuselect/

よろしければ、是非ご利用下さい(^^)










◎皆様からのコメント(一部抜粋)

シェアさせて頂きます。
まだまだ、大変ですが頑張りましょう!
下田に大手を振って、帰れる日を楽しみにしてます!

あ~早く解除されて、本当の意味で県境行き来出来る日が来ないかな

フルーツの前にお茶を試作して、こらってぃと名付けた?らしいです。
生産者のために直売所が機械を貸し出す取り組みがステキすぎます。

この度は私事で掲載して頂きありがとうございます!
県を跨いでの移動が制限されている今、宿泊業はまだまだ厳しい状況です。
なんとか頑張って乗り越えたいです。

(会からの返信)
小川君、もうあなたがしている事は私事ではないですよ(^-^)
町の事、産業の根幹をこれからどう支えていくか…とても立派な行いであり、
その行動力に敬意をはらいます。
1日も早く、宿泊業が少しずつにでも戻るといいね。微力ながら、応援しています!


◎5月22日フェイスブック掲載の法人会コラム2

シェアをお願いできれば、嬉しいです!

今月頭に、下田の事業者さんによるクラウドファンディングをご紹介させて頂きましたが、
本日、東伊豆町の稲取の事業者さんが同様にクラウドファンディングに名乗りを上げました。

観光旅館が軒を連ねる稲取は、今回のコロナで本当に大きなダメージを受けています。
お越し頂いた方はお分かりかと思いますが、稲取は、金目鯛に代表されるように、
潮風香る港と昔ながらの温泉街の風情を残す町です。

何より人々の温かさ、横の繋がりが素晴らしい!
この度、ワンチームになって、この苦境を共に乗り切ろうとスクラムを組んでいます。
返礼には、10%増しの稲取の加盟店で使える金券も用意されています。
コロナ収束の折りには、最高のお出迎えをして頂けるものと確信しています。
どうぞ、ご支援ご協力をお願い致します!

https://camp-fire.jp/projects/view/274811




◎5月23日フェイスブック掲載の法人会コラム

数日前、静岡新聞の同様の記事をあげさせてもらった時も厳しいコメントが入り、
返信の言葉も出なかったのですが、今朝、伊豆新聞に「海水浴場、今夏開設せず」の衝撃的な見出しが出ました。
内容を見ると、518日に海水浴場対策審議会で協議し、22日の市議会全員協議会で報告したとありますが、
一定条件を満たせば再検討…ともあり、最終決定ではないようです。
問題は、来遊客が安心して遊泳できるよう管理運営体制が整っていること…の部分。
他の地域でも、ライフセーバーさんが確保出来ない等の問題で早々と海水浴場の閉鎖を決めたところもあります。
いずれにしても、これは観光地として大きな問題。何とか夏には…と思われている事業者の方々にとっては
死活問題に直結してきます。
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月下旬には最終決定されるとありますが、ギリギリまで開設に向けた努力をお願いしたいところですし、
市民にも納得のいく説明が必要だと思います。

ただ、もしも…の事も考えながら、開設されなかった場合、海水浴場以外にも夏の下田をアピールできる事も
同時に考えなければ…とも思います。

いずれにしても、特定警戒都県において、緊急事態宣言が解除されていること、が大前提です。




◎皆様からのコメント(一部抜粋)

今朝早朝に天城を越え修善寺方面に向かうと三台程水中バイクを牽引した車が河津に降りて行きました。
その先伊東か、下田方面のどちらかに…
着々と夏準備は進み、明日日曜の下田白浜大浜辺りの人出で…。
正しく怖がり、互いに協力と衛生管理、自己管理、安心して利用できる環境を作ってからの誘客ならば…
何時もの他県からの何処の誰ともわからない人達が出入りする地元民が通るのも不穏な雰囲気のある出店。
これらは、コロナ発生の後の事も考え先ずは地元民だけでを中心にお願いしたいですね。


これも毎年貸し出し金で生業にしている方は痛手かな。難しいけど前向きにが大切。
ちなみに私は何も観光にも漁業にも関係ありませんが…
やはり下田が元気に活気ある街になって欲しいと祈って、他人事には思っていられませんから!

湘南海岸はあちこち、海水浴場中止が決まったよ。
心配事、増えますね。伊豆の方で海水浴場営業すると、押し掛ける人達で大変な事になりますね。
しかし経済的な問題も…。


夏まで頑張ろうが合言葉のような状態の観光関連業者さん。旅館、民宿、飲食店、ダイビング、
お土産屋、納入業者など。逆に言えば関係ない業種の方が少ないでしょう。

ライフセーバー(監視員)問題は首都圏の学生以外で検討すべき。
もともとオジサン監視員しか置いてなかった海水浴場が殆どですから。

海水浴場が開かなければ伊豆への旅行客は半減ですね。

伊豆の観光のメインは夏、是非伊豆全体で検討して欲しいです!

民間の事業として考えたら海開きをする予定で作業を進めて、どうしてもダメだったら中止する。
そう言うふうに考えると思うのですが、あまり困っていない人達の考え方ですね


下田市以外の自治体も同じなのですか?
他が開設したらどうなるのでしょう?下田だから下田市だけの判断なのですか?


◎5月24日フェイスブック掲載の法人会コラム

西伊豆町の素早い対応にはいつも感心させられます。警戒区域以外の県は非常事態宣言が解除され、
都心部も徐々に感染者数が減少する中にあって、どこまで呼び掛けをしたらいいかは、
事業者は悩みどころでもあります。
そこで、町が先頭を切って静岡、山梨県民に絞っての遊客キャンペーンを発表。還元についても、
町内店舗で使用できる電子地域通貨で…と、結果として還元分も町内に落とされる仕組み。
本当に無駄がありません。

まだまだ、県外からのお客さんに関しては、現実的に地元民の目は厳しく、
そこは、観光客側からすれば足が遠のいてしまう一つの要因。前述したように、
事業者側にしてみれば、誘客のさじ加減も慎重にならざるを得ません。

しかし、町が率先して、このような方針、方策を打ち出してもらえば、
来る側も迎える側も一つの安心、覚悟が生まれます。

これは、いくら予算を使ったから、この程度経済効果がある…といった数字的な意味を超えた、
民間を牽引する行政のリーダーシップとして素晴らしい取り組みだと思います。





◎皆様からのコメント(一部抜粋)

今日の大浜にはマスクをしていない外人が目につき、サーファーも…。
東急も人出が多く、百均はレジに列…普段に近づきつつある感が…。
駅前だけかも。
戸田のアピールの仕方も温かく愛を感じます。
小さな地域だからこそ結束力も。でも判断力の速さは見習いたいですね。

毎回失礼致します。シェア致します。
とても良いアイデアですね!ひらめきは大事。
それを即、行動に移せる町の方々も、素晴らしいと思います。

個人的には、伊豆の宿泊施設を何度もリピートしている。現在無感染の県外者に限定し、
認定証みたいな物を発行して頂き、宿泊・観光を認めて欲しいですね。

地元の方々も、今後何年かはコロナに怯えて暮らす事も予想されますし。
今からそのようなシステムを定着させたらば良いと思います。
もしも、県外渡航が一斉に解除されたら。
おそらく、コロナ感染者の方が、多かれ少なかれ入って来ると思います。
難しい事だとは思いますが、観光経済と町民を守る為に、良い知恵を出していただきたいです。

行かなきゃって気持ち満々です!


◎5月25日フェイスブック掲載の法人会コラム

一抹の不安を抱えたまま、全国の緊急事態宣言が今日にも全面解除になりそうです。
昨日は、東伊豆方面に向けて、海岸線に車を走らせて見ましたが、
東京、神奈川方面からの車の多さが目立ち、現地の産品などを扱う施設の周りには県外ナンバーでいっぱい…。
結局、入らずに引き返してしまいました。様々な情報が飛び交う中、
心中穏やかに過ごせる日々はまだまだ遠いのかな…と実感した次第です。

今日気になったのは、アベノマスク「成果」強調の記事。
私の所にも届いておりませんが、皆さんの所には届きましたでしょうか?
このマスク政策の是非が気になったというより、アベノミクス、アベノマスクと言った
個人を特定するような言葉に政策を置き換え、
それが成功であるか失敗であるかを論じる風潮に少し恐ろしさを感じました。
人が人によって考え方が様々あるように、何事にも100%という事は少ないと思います。
良い事は良い、悪い事は悪い、罪は人ではない、人の立場に立って物事を考える…。
そういう思いやりの心に立った考え方が、今、失いかけているような気がするのです。

自粛警察のような自分なりの正義感をもった振る舞いが問題になっています。自分の思い、
自分なりの正義感を通しさえすれば、人を傷つけてもいい…。昨日は、消えろ、死ね、とSNS
上で
誹謗中傷を受けた22才の女性が、その事が原因で命を絶ったのでは…との報道もありました。

批判するのは簡単です。ただ、その立場に立って、何がいけなくて、何が良かったのかという評価をしなければ、
前には進めません。そして、その事を一人のせいにして、みんなで叩く!ここに何が生まれるでしょうか?

私は自民党支持者でもありませんし、安倍さんの肩を持つわけではありません。
ただ、一国の首相がこうして叩かれ、そうだ!そうだ!と国民が大合唱すれば、それはやがて、
我が身にも降りかかってくる事だと思うのです。

「なんだ、お前も悪いじゃないか!」と…。
国民が一丸になってコロナに立ち向かい、これに打ち勝つためには、疑心暗鬼を生むような今の風潮にはNO
とはっきり言わなければなりません。

一方通行に思いをぶつけるのではなく、今、何が一番大切な事なのか、相手の立場に立って物事を考え、
少しでも多くの方とその思いを共有し、いい事はいい、悪い事は悪いと論じ合い、
共に行動に移していく事しかないと思うのです。

皆さんはどう思われますか?




◎皆様からのコメント(一部抜粋)

今日のとても悲しい話を知りました。
匿名性ゆえの誹謗中傷は情けなさを感じますね。
弱いもの虐めしている子供みたいな人はごく少数だとは思いますが、
早くおだやかな平凡な暮らしに戻ること願ってます。


◎5月26日フェイスブック掲載の法人会コラム

正式に全国の緊急事態宣言が解除され、政府の段階的緩和の目安が発表されました。
明確な部分とそうでない部分が混在をしていますが、県をまたぐ移動などの外出自粛については、
現在は県内で徐々に…、619日以降、県をまたぐものも含めて徐々に、81日以降はOKとなっています。
現在においても県外ナンバーは随分見かけていますので、この政府の目安がどこまで…とはなかなか言えないところです。
今朝のテレビで、神奈川の海水浴場関連の報道を目にしました。
県からは、浜においても一定距離をとること。海の家も予約制にすること。など、無茶な要件が出され、
関係者が怒っている内容でした。県としては、今年の海水浴場の開設は実質的に無理と判断した結果のようですが、
他にやり方は無かったのだろうかと考えてしまいました。

また、神奈川の海水浴場が実質的に利用不能になった場合、その人の流れが伊豆に押しかけないだろうか
という不安も同時に頭をよぎりました。先日は、決定事項ではないにしろ、下田の海水浴場が開設せず…
との見出しの記事を取り上げ、事業者にとっては死活問題…と述べさせて頂きました。
しかし、過剰な人の流れは、人の命そのものの死活問題に直結します。もし、津波のように人が押し掛けた場合、
それを制御できるものでしょうか…。先日、ある方から、連日のコロナ報道で外出する事が怖くなって、
全く外に出られなくなっている人がいる…との話を伺いました。
経済問題の一方で、このような不安を抱える人がいることも深刻な問題です。

政府は、「GoToキャンペーン」と題して、早ければ7月末から、旅行代金の半額分(最大2万円)
のクーポンを発行する緊急経済対策も同時に発表しています。

人々の自粛明けのエネルギーが、様々な要因が重なり、夏に向けて一気に爆発すれば、
それは秋以降に向け、新たな不安を発動させる事にもなりかねません。推移を見守りながら、
慎重なかじ取りを政府にはお願いしたいところです。


昨日から、地元の小中学校の登校が再開されました。
町を歩いていると、小学校3年生ぐらいでしょうか、ランドセルを背負った女の子が2人並んで歩いていました。
マスクの上から見える瞳には、久しぶりに登校し、友達と一緒に歩いている喜びが溢れていました。
微笑ましい姿をよく見ると、2人は手を繋いで歩いています…(あ…大丈夫かな?言った方が…)と、
ほんの一瞬ですが心をよぎりました。自粛警察のような方に言わせれば「それは注意しなきゃ」と
言われるかもしれませんが、私には言えませんでした。

コロナ騒動の裏側で、本当に多くの方が様々な苦しみを抱えています。
何が正解で、何が不正解であるのか…それは一言では到底言い表せません。




◎皆様からのコメント(一部抜粋)

子供には正しい状態を伝えてあげたいです。
手を繋いでも手洗いをし、神経質にならず、優しく見守る
愛情をと思います。

何とも、素直に喜べない自粛解除です。


◎5月27日フェイスブック掲載の法人会コラム

今朝、海水浴場について「南伊豆町は開設方針」の記事が掲載されました。
「は」という表現は、先日お伝えした下田市の海水浴場の件について、
「海水浴場、今夏開設せず」という見出しと対になっている印象ですが、両記事をよく読むと、
両行政体とも「今後の感染状況などを見ながら…」とされている事から、
いずれも決定事項ではないので、今後の流れには注視が必要であると思います。

ただ、万が一、見出しの如く、下田市は海水浴場を閉鎖、南伊豆は開設となった場合、
果たして安全性の問題が担保できるのか…という問題が発生する事は目に見えているような気がします。
記事にあるヒリゾ浜は、伊豆南端の秘境として以前から大きな注目を集め、最盛期には人、人、人の行列…。
今年は夏休み期間の海外旅行も減少が予想され、都市部との中間に位置する神奈川県では早くも閉鎖を決定したり、
厳しい基準が設けられたりしています。自粛解禁後の夏…伊豆への人出が多い事は大いに予想されます。

これは、一つの行政体に限った話ではなく、伊豆全体として話し合いを持たねばならない問題であると思います。
行政体単独での発言がこうして報道に取り上げられ、不安にかられる人々の心情も考慮し、
早い段階で、近隣行政体だけでも話し合いの場を持ち、コロナ感染防止も含めた安全性確保の問題を共有し、
共通の認識のもとに海水浴場の開設へと繋げて頂けないものかと思います。
この対策を間違えれば、海水浴場での事故の多発、感染拡大による夏明け以降の観光にも大きな影響が出てきます。
ここは慎重に、また、足並みをそろえた形での対応をお願いしたいところです。

その裏面に、ソーシャルディスタンスを取る方法として、座席に、大きなぬいぐるみを座らせているという、
伊豆シャボテン公園のレストランでの取り組みが紹介されていました。
2メートルの目安はカピパラ2頭分…何とも微笑ましく、いいアイディアです。

しかし、海水浴場でのソーシャルディスタンスはこうはいきません(^^;
早め早めに対策を講じて頂ける事を期待いたします。






◎皆様からのコメント(一部抜粋)

おはようございます。湘南は中止決定。海の家の方々の生活も有ると思いますが,
今回だけは足並み揃えないと心配ですね。
伊豆に押し掛けますね!海の家営業してなくても、
きっとこちらも海水浴で砂浜は満杯になると思いますが
…。

今年は花火大会も色々なお祭りも無くなり、残された遊びは海でしょう。
県境ドライブしながら海水浴増えますね。心配ですね~。
何か各々の県なり自治体なりが厳しい提案必要ですよね。コロナは消えた訳じゃないんだから。


たしかにできるだけ早急に伊豆全体で話し合うべきだと思います。

もし、観光客を迎えるなら海岸情報をNETや電車を降りた改札口の下田駅で発信が必要となってきますよね?
見ない人もいるかもしれませんから宿泊先でのお知らせなども有れば良いかな?なんて!
この状態では海の家は予約制?なんて話も飛び交う昨今ですからね。
自分だけじゃなく、みんなが大変だから一丸となり上手くいくと良いですネ。
みんなが笑顔になれますように(^o^)/



◎5月28日フェイスブック掲載の法人会コラム

昨日、南伊豆町が海水浴場開設へ…の記事を載せたばかりですが、
今朝は下田市の海水浴場について「中止一転、開設へ」の記事が一面に載りました。
事業者からの要望等々、裏側での流れは存じませんが、これで、感染拡大の今後の推移などの条件を除けば、
現在のところでは、南伊豆、下田の海水浴場が開設に向かっている事が明らかになりました。

しかし、大事なのはこれから…記事には、入場制限や囲いなどの対策…とありますが、現実問題として、
押し寄せる人の波の中、それが可能であるのかどうか。ライフセーバー確保等、安全面での対策、
感染ルートなども考えると、公共トイレ等の問題にもある程度の対策も必要でしょう。
いずれにしても、相当綿密な対策を講じる必要があります。

その隣には、小中学校の夏、冬休みが短縮される記事。地元の小学校ですが、
夏休みが8月8日から8月23日とあります。夏休みの短縮については、全国的な流れだと思いますので、
ファミリー層の行楽期間が短縮され、一定期間に集中する可能性もあります。
その辺も考えていく必要もあるかもしれません。

右端に、西伊豆町観光協会、商工会、衆議院議員とのオンライン意見交換会の記事。
見出しに「コロナありきの経営を」とあります。緊急事態宣言が解除後、
苦悩を抱えながら経営再開をしている経営者の姿を報道から目にします。
文面にもある「ウィズ・コロナ」の精神で前に進むしかないのでしょうが、
目に見えない敵との戦い…まだまだ手探りの日々が続きます。





◎皆様からのコメント(一部抜粋)

ほぼ一本道な楽園下田までの道や、綺麗な砂浜や、海…守りきれるでしょうか。
観光を営んでる方には、どちらにしても苦渋…。
半年分のストレスが迷いこんでは来ないか本当に心配です。


大変ですね。心配です。


◎5月29日フェイスブック掲載の法人会コラム

今朝の新聞も、企業の赤字やらコロナ再流行の予兆やらが紙面を飾っています。
何やらニュース自体にも余裕が無くなってきているような気がします。
その中で、静岡新聞の「他者苦しみに想像力を」という寄稿文に目が留まりました。
こちらのコラムの中でも度々申し上げてきたこと…それはこの「想像力」だと、共感を致しました。
今までの生活スタイルが一変する事によって生じる様々な場面、経済的困窮、家庭内問題、社会的弱者への更なる試練…。
コロナ前提に言われるソーシャルディスタンスは、従来の社会的距離とは真逆なものであり、
やはり、人と人との触れ合いの上に成り立つ社会が健全である事を、最近しみじみと思います。
また、今回のコロナ騒動によって、今まで求めてきた幸せの価値観は本当に正しかったのか?
という疑問もいくつか私たちに投げかけています。
先日逮捕された京アニ放火事件の犯人などは象徴的ですが、
他者を思いやれず、自分、自分…といった風潮が少なからずあったような気がします。
コロナ感染に関しても、緊急事態解除後、若者を中心に感染が広がっているとの報道もあります。
自分だけはコロナにかかっても大丈夫…そんな事より今、遊びたい…。
そういう心が感染拡大に歯止めがかからない一つの要因です。
自分、自分…だけでは社会は成り立たない…。こうした、触れ合いが持てない状況下においても、
想像力をもって、人は人を思いやり、行動できるのか…という事が、今、我々に試されているような気がします。
人を思いやる想像力…今こそ、訴えていく事ではないかと思います。





◎5月30日フェイスブック掲載の法人会コラム1

緊急事態宣言解除を受けて、61日より、観光関連施設が再開される記事が今日は多かったです。
(下田ロープウェイは今日から)
しばらくは、各施設共に手探りでの運営になると思いますが、
そんな中、西伊豆町では観光協会、商工会、温泉旅館組合が協力し、「セーブ・ザ・ニシイズ」とし、
事業者に業種別に衛生管理行動指針を示した、ポスター、チラシを配布したとあります。
これは、事業者にとっては本当にありがたいことだと思います。

西伊豆町は、緊急事態宣言の発令当初から星野町長を先頭に、
全国にも先駆けて素早い対策を次々と打ち出した事で注目をされていましたが、
民間団体が一つになって行動することで、更に「地域一丸」となった形が住民にも伝わり、こ
れが不安な気持ちで再開する住民にとって「安心」に繋がっているのだと思います。

他の市町も、同様の団体、機関はありますが、意外と一つになって行動する事は少なく、
行政の縦割りがよく言われますが、民間でもこうした団体は縦割り的に動いています。
しかし、こうした事態では、西伊豆町のように一体的に活動し、それぞれの特性を活かして民間に寄り添う
姿勢が大事であることを感じます。

6月からは、観光施設だけでなく、民間の飲食店等も再開するところも多いです。
地域一丸の姿勢が今、求められるところです。






◎皆様からのコメント(一部抜粋)
   
僕は来週ですが、オートキャンプ場にいきます。
密にはならないかと…、癒されに行きますので歓迎してほしいな。
  
西伊豆は本日、田子港の門扉を6月末まで閉鎖するとの放送がありました。
引き続き県外から来るな!との意思表示なのでしょうか。釣りやダイビングサービスはどうなるのでしょうか。
来ても良い、と、来るな、との双方が入り混じっている印象です。

   
   
◎5月30日フェイスブック掲載の法人会コラム2

今朝、61日から観光施設が再開…という記事を掲載しましたが、
同じ日、下田市では「あじさい祭り」が開会する予定でした。

あじさいは…と思い、ペリーロードからあじさい祭りの会場でもあります、
下田公園のあじさいコースを歩いてきました。
あじさい自体は全体で1分〜2分咲き程度でしたが、
健気に咲いている様々な種類のあじさいを見つけながら歩くのも楽しかったです(^-^)
今年は中止になりましたが、あじさい祭り開会2日前の下田のあじさいです。

たまには、こんな投稿も…と思い、アップします。
   

   
    
◎皆様からのコメント(一部抜粋)
   
行けないからこそ、今の下田を楽しんで頂けるこういったご案内も素敵なのでは?
是非こんなに素晴らしい下田を忘れず、これるようになったら入らして下さいメッセージは必要ですよね。
   
観光地の本来ならではの投稿ですね。
   
行ってみたいです。お祭りやらなくても咲いてるならいいですよね。
   
あー早く伊豆に癒されに行きたい!
   
   
◎5月31日フェイスブック掲載の法人会コラム
   
昨日、私のところにもマスクが届きました。
安倍総理の中継映像を見て「小さいな〜」とは思ってましたが、
顔の大きな自分にとっては想像以上の小ささでしたね〜(^^;

説明書には洗濯方法から「鼻と口の両方を確実に覆う」の表記。
こ、これで…?と思いましたが、イラストも子供でしたので、子供用であれば違和感はないですかね…。

今、マスクは供給過剰気味になっていて、値崩れも起こしている状況で、
使い捨てマスクも安く市場に供給され始めていますので、タイミングも…ですね。

そんな説明書を読んでいる横で、嫁さんが早くも大きなガーゼの状態にばらしていて、
マスク作りに使えると言っていました。受けとる方も臨機応変に有効利用しましょう(^-^)

   

   
   
◎皆様からのコメント(一部抜粋)
   
大切な税金が無駄にならないように、
私達が賢く全ての事に立ち向かう知恵が必要だと言う教訓を与えてくれるマスク
.
   
まだ来ていませんが、小さいとは聞いているので、
縫製を解いて今使っている布マスク(水着素材製)のインナーフィルターに作りかえようかと考えています。

形を変えてでも使わなきゃ勿体無いですから。
   
そうですねーやはり小さいかな。
   
アベノマスク発表から値崩れを起こし始めたのは確かですね。
   
このマクスに掛けた費用以上に市場の値崩れ金額が上回ったとの報道もあったので、
結果オーライとしますか。我が家は顔の小さい母に進呈しました。
   
名古屋の僕にも昨日届きました。もう必要としないので介護施設でほしいと聞き、
使ってもらえたらと友人に託します。来週、伊豆でホタル見えるといいです。
   
神奈川県はまだ来てません。
   
もう、笑うしかない。まだ、届かないけど…。
   
   
◎6月1日フェイスブック掲載の法人会コラム
   
今朝は、読売新聞の「新しい働き方」の、パソコンあれば「オフィス」不要。の記事に目が留まりました。
このコロナの影響で広がる在宅ワークは、国も推奨していますが、どうしても違和感を覚えます。
このコロナで本当に頑張って頂いている方々は、医療従事者、介護従事者、接客業、農業、漁業など
生産者の皆さま。いずれもテレワークが出来ない業種です。

コロナ感染拡大解消の方法論としてテレワークが推奨される事は頷けますが、
この機会にとばかり、「オフィスは不要」という論調は行き過ぎのような気がします。

文面の「物事は理屈で決めるべきで、相手の表情をうかがうことにエネルギーを費やす必要はない」
という言葉には、少しうすら寒ささえ覚えました。
それは、人でなくてもよい…と私は受け取れたからです。
こういう感覚での仕事は、いずれAI(人工知能)にとって代わられるのではないでしょうか?

私事ですが、昨日ネット配信されていた「AI崩壊」という映画を見ました。
人為的に組み込まれたウイルスによって、AIが暴走、最終的には、人類全てが採点化され、
必要な人間と不必要な人間に分けられ、不必要な人間は消去されていく流れに…
最後、AIは人類を幸せにするのか、滅亡に導くのか…という問いかけで終わっていました。

最近、現場で動く方と、テレワークに移行した方との間に、仕事上、入らなければいけない事がいくつかありました。
コロナで相当気を遣いながら、現場で足を使って働いている営業の人、一方、テレワークに移行した管理職…。
今までは、現場に寄り添い、一緒に汗を流していた一方が、自宅でのメール、電話に移行した事によって
「何か、他人事になった…」「現場の声が伝わらない…」という不満が出てきたのです。
オンライン飲み会も、今後もこれでいい…という事になったらどうでしょう?
人は町に出なくなり、飲食店等への影響も計り知れません。ちょっと、その流れには危惧しています。

今回のコロナで「ちょっと顔を見に来たよ」と事務所を訪れてくれる方が増えてきました。
「特に用事はないんだけどさ…」と言われると、逆に嬉しいものです…。
電話で色々と話をするうち「電話ではなんだから、行くよ」と言って来る方もいます。

これが、人付き合いなんじゃないのかな…と、思ったりもしています。
確かに人付き合いは面倒です。最近は、会社での行動や言葉も、すぐに〇〇ハラスメントと言われる事から、
気を付ける世の中になりました。しかし、だからと言って、人が触れ合わない事が一番楽でいい…となった時、
それは人としてどうなのでしょう?

相手の表情をうかがう事にエネルギーを費やしたくない…という理屈が、
匿名で人を傷つけてもいい…という一方通行に繋がらないでしょうか?

私も今の技術の恩恵は十分受けていますし、リモートワークの全てを否定するわけではありません。
しかし、人は人であるべき…と古い私の思考が訴えるのです。

皆さんは、どうお考えでしょうか?
   

   
   
◎皆様からのコメント(一部抜粋)
   
おっしゃるとおり。
人は人と人とのかかわりがないと生きていけないので、
在宅勤務を推奨されるのもほどほどにしてもらわないとね。
ストレスも感じる人もいるはず

   
いつも拝見させて頂いています、
私も飲食業ですので基本は人です、人との接点なしにおもてなしは難しいと考えています。
サービス業とは如何に相手の事を忖度出来るか、
以前の様に接客は出来ないかも知れませんが伊豆は観光地です。
人とのご縁を大事にしたいですね!

    

◎6月2日フェイスブック掲載の法人会コラム

昨夜、この掲示板でも企画の段階でご紹介致しました、花火業者有志による、
疫病退散の願いを込めた全国一斉の花火の打ち上げが行われました。
残念ながら、私の地域では見かける事は出来ませんでしたが、
「勇気をもらった」と全国からの声が寄せられているとのこと…。
先日、医療従事者へのエールをこめて、都内でブルーインパルスの飛行があった時も同様でしたが、
皆が下を向きがちな今、空をあおぐ事が、本当に人々の心に光りを差すことなのだな…と改めて思いました。
お骨折り頂いた関係者の皆さま、本当にありがとうございました。


今日は、いくつか新聞記事に目が留まりました。

最初は、下田の若手事業者が下田市長のところに出向き、実際に宿泊業の現場に携わっている立場から、
「ウィズコロナ」対策を市長に説明。海水浴場開設に向け、一緒に知恵を絞り協力していく姿勢を示されたとの事。
若手事業者は、10年後、20年後を見据えた経営、観光のスタイルを真剣に考えている人たち。
それが市にとっても大きな財産。下田市は、市と言っても人口2万人程度の行政体です。
何十万人、何百万人という都会ならいざ知らず、やはり、風通しの良い地域である事が一番だと思っています。
しかも、このコロナ対策について一番わかっているのは現場の方々、
机の上で考える「ウィズコロナ」より、お客様とのやり取りの中で学ぶ実践の「ウィズコロナ」に勝るものはありません。

こうした流れが、今後も続いていくといいなと思いました。

2つ目は、御殿場市の5つの財産区が各1億円、計5億円を寄付したという記事。
御殿場市は、市長がいち早く休業要請を行い、特定の事業者に対して大きな支援金を打ち出して話題になった自治体です。
こちらの掲示板でも以前、財産区が住民にお金を配ったという記事をご紹介致しましたが、
これは、自治体からの要請ではなく自主的にですから、行政に対して相当の信頼感が無ければできない行いだと思います。

区長代表は「財産区の住民である市民の生活が疲弊している現状を憂慮している」と述べています。
行政に対しては、支援を、支援を、の声が高まる中において、財産を拠出し、
それを行政に託すという事は「信頼」があっての事だと感じます。国民が一つになってコロナに立ち向かう!
…なら、この信頼関係は大事です。


最後は、新卒採用にオンライン面接で最終選考も…の記事です。
昨日、ちょうど、パソコンあれば「オフィス不要」の記事に、人は人であるべき…などと、
自論を長々と述べさせて頂いたばかりでしたので、これはまた衝撃的でした。(私にとってですが…)
一度も対面した事のない人が入社する…ん~それは今の人にとっては常識になりつつあるのでしょうか?
実は、私の次男は大学4年生になったばかりで、今、この就職活動の最中にいます。
年末年始に就活スーツを買って持たせ、先週末に就活用のカバンを買って送ったばかりでした。
大学も、今はオンライン授業を再開させています。
IT系の学部ですので、このままオンライン面接で…。などと考えてしまいました(^^;

もしかして、そういう時代なのでしょうか?最後は私事ですいません。








 
   
◎皆様からのコメント(一部抜粋)
   
なにが常識か、わからないですね。
でも、時代に追い付かねば…ということ無しに時代が変わって行く様を見、
対応してることを思うと不思議な感じがします。
戦後の高度成長…学校で習った事柄ですが、
こんなスピードで時代が変わって行ったのかなぁと思いました。

良い悪いを、更に自分で判断しなければならなくなりました。

なんとなく順応している自分に、子供に感心しています。

なるようになるさ、と最近では荷物を下ろしてしまいました。
花火は粋な日本人気質を見ましたね。

    
◎6月3日フェイスブック掲載の法人会コラム

残念ながら昨日、東京での感染者が34名を数え、「東京アラート」が発令されました。
東京アラート?皆さんはピンときますか?私はうかつにも、おしゃれな洋菓子店の名前のようにも感じました。
小池都知事は以前からカタカナに置き換える事が好きな方ですが、やはり、もう少し分かりやすく、
緊張感、警戒感をもってもらえるような表現が良かったのではないか…と思えてしまいます。

そんな中、今朝の伊豆新聞に、地元高校に女優の広瀬すずさんから、
直筆の手紙付きの消毒液が届いたとの報道がありました。
一昨日、出身である静岡市内の公立の高中小学校に届いたとの報道を目にして、
「偉いな~」と思っていたのですが、まさか、県内の公立学校全てにとは…
大変な費用と手間がかかることです。
また、生徒にしてみれば、これほど分かりやすくて嬉しい支援があるでしょうか。
各クラスにコピーした直筆のメッセージと寄贈された消毒液が置かれるようですが、
これによって、消毒をまめにしよう、大変だけど頑張らなきゃ、と思う子供たちも多いのではないかと…。
支援手続きにも言える事ですが、この分かりやすさは本当に大事です。


 
   
◎皆様からのコメント(一部抜粋)


英語表現ってわかりにくいと本当に思います。
自分のような勉強が苦手だった人にもわかりやすい表現をして欲しいと思いますね。
    
同県民として、誇りに思います。
子供たちの心にも刻まれましたね。
まだまだ油断ならない状況下ということを常に考え、
アラートが出なくても気をつけたいと思います。益々ファンになりました。

素敵なお話をありがとうございます。
若い世代には、とても熱い支援だと思います。


    
◎6月4日フェイスブック掲載の法人会コラム

夏の足音が聞こえてくる季節です。読売新聞の静岡板には「ビーチ開設、対応割れる」の見出しが…。
結局のところ、伊豆半島南部以外は、海水浴場開設について検討中又は断念のようです。
(神奈川県の主要海水浴場についても同様)

夏の観光依存度が高い伊豆半島にとっては、コロナ感染拡大も経済問題も同様に死活問題である表れでもあります。
であるならば、どういう対策を講じて夏を迎えるかが最重要課題になってきます。

今朝の伊豆新聞には、東伊豆町の料理飲食店組合が、一定の基準を満たした店舗に対し、
感染症対策店舗ポスターを制作して、見やすい場所に貼ってもらう活動が紹介されていました。
この「見える化」は本当に大事なことと思います。客側の立場からすれば「安心」に繋がりますし、
この活動によって、安全対策が全ての店舗に浸透する流れになってくるような気がいたします。

同じ紙面の下にあったのは、下田市のカラオケボックスの広告記事。
コロナに対する対応策が書かれていて、このカラオケボックスは個室で、洗面所、トイレがついている事から、
他者との接点がありません。何気にその事もアピールされています。

今回のコロナ騒動で、このピンチがチャンスと言う経営者の方も結構いらっしゃいます。
先日お話をした経営者の方は、売上も減って、確かに厳しい時期だけど、融資を受けるには一番いい時期だから、
設備投資する…と言っておられました。

海水浴場を開設するならば、本当に、安全、安心に心を砕きながらも、
心根の部分で前向きに取り組む姿勢も必要ではないかと思います。

この窮地を乗り切れば、今後、どのような事態になっても乗り切れるはずです。






 
   
◎皆様からのコメント(一部抜粋)


心を砕く…身にしみます。
サービス業に携わっているので、地域や観光、接客対策には、敏感に反応してしまいます。
いつも情報を優しい柔らかい表現でコメントされ、参考にさせていただいています。
こんな時期だからこそ人と人の繋がりとか大事にしたいと思っているので、
ありがたく読ませていただいております。引き続きよろしくお願いします。

おはようございます。27日に休業要請解除になり、やれやれと仕事始めたら、
東京アラート発令で隣の神奈川は、又、やれやれと休業中の疲労が吹き出して気力無し。
海水浴場中止で無法地帯海水浴場になりそうな不安も有るし、頑張るしかないですね。
昨日安部のマスク届いた。素直に喜べない。ファイトじゃ!

    
◎6月5日フェイスブック掲載の法人会コラム1

新型コロナウイルスとの向き合い方を啓発する「ウイルスの次にやってくるもの」(日本赤十字社作成)が話題とのことで、
今朝はこの動画を視聴してみました。
ウイルスがもたらす人の心の隙に巣くう「恐怖」が更なる拡大を生み、人と人が傷つけあう要因にもなる。
でも、人はその「恐怖」に打ち勝つ術を持っている。だから団結しよう!笑おう、応援しよう。

とても共感し、皆さんにも見て頂きたい動画だと感じたので、ご紹介させて頂きます。

https://www.youtube.com/watch?v=rbNuikVDrN4

文字起こしもしてみました。

「ウイルスの次にやってくるもの」

ウイルスから身を守るためには?
きちんと手を洗うだけで、感染する確率はぐんと下がる。
でも、心の中にひそんでいて流れていかないものがある。
そいつは、お腹を空かせているみたいで、暗いニュースや間違った情報を、
たくさん食べて、どんどん育って、そして、ささやく。

先の見えない状況を、「もうみんな助からない」と。
誰にもまだ分からないことを、「誰かが隠しているのだ」と。
そいつは、人から人へと広まっていく。
「あの人が病気になったのは誰のせい?」「ウイルスが広まったのは、あいつのせいだ!」
「世界がこうなったのは、あいつのせいだ!」

そいつはまわりに攻撃をはじめる。
人と人が傷つけあい分断が始まる。
そいつは脅かす。
「もしも感染していたらどうする?」「あんな風に言われたらどうする?」
みんな熱があっても、隠すようになる。
具合が悪くても、元気なふりをするようになる。
もう、誰が感染しているか分からない。
ウイルスがどんどん広がっていく。
鏡を見ると、そこに、もう、あなたはいない。
そいつの名前は恐怖。ウイルスの次にやってくるもの。
もしかしたらウイルスより恐ろしいもの。
わたしたちが恐怖に飲み込まれる前にできること。
恐怖に餌を与えない。
ときには、パソコンやスマホを消して、暗いニュースばかりを見すぎるのはやめよう。
不確かな情報を、うのみにしないで、立ち止まって考えよう。
恐怖のささやきに耳を貸さない。
恐怖は、話を大げさにして、おびえさせる。
誰にもまだ分からないことは、誰にもまだ分からないことでしかない。
そのままを受け止めよう。
恐怖から距離を取る。
非難や差別の根っこに、自分の過剰な防衛本能があることに気づこう。
冷静に、客観的に恐怖を知り、見つめれば、恐怖はうすれていくはずだ。
恐怖が嫌がることをする。
恐怖が苦手なものは、笑顔と日常だ。
家族や友人と電話して、笑おう。
いつものように、きちんと食べて、眠ろう。
恐怖は逃げていくだろう。
恐怖は誰の心の中にもいる。
だから、励ましあおう。応援しあおう。
人は団結すれば、恐怖よりも強く、賢い。
恐怖に振り回されずに、正しく知り、正しく恐れて、
今日、わたしたちにできることを、それぞれの場所で。

今日も1日、笑顔で頑張りましょう!



    
◎6月5日フェイスブック掲載の法人会コラム2

2週間ほど前、西伊豆町が、県内、山梨県内のお客さんの宿泊料金の20%を、
地元で使える電子地域通貨で還元する取り組みを紹介させてもらいましたが、
静岡県が、県内宿泊施設を利用する県民に対し、最大5,000円の割引助成をする事が発表されました。

宿泊施設によっては、既に県内宿泊者に対する優待料金を掲げているところもあり、
こういった優遇制度をフルに活用する事で、お得な旅行が楽しめるかもしれません。

コロナ疲れを癒しに、たまには近場の温泉を利用するのもいいかもしれませんね(^^)


    

◎6月6日フェイスブック掲載の法人会コラム

おはようございます。今朝はコロナ関係の記事はお休みです。
南伊豆弓ヶ浜で、3年ぶりにアカウミガメの産卵が確認された事が記事に載ってました。
今や絶滅危惧種に指定されているアカウミガメ…コロナでがらんとしている砂浜に、
「最近、静かだしここで…」と産卵に来たのかな〜などと、勝手に夢想してしまいました。

ここで生まれた子亀たちは、厳しい自然環境の中で淘汰され、アメリカ沖で成長し戻ってくるそうです。
大自然の中で、常に生と死の狭間で生き抜く彼らの姿を見ると、
同じ生き物として、コロナで疑心暗鬼になっている我々より、よっぽど潔いと思えてしまいます。

でも、こんな近くに、そんな彼らが立ち寄ってくれる素晴らしい砂浜がある事に感謝です。


 
   
◎皆様からのコメント(一部抜粋)


コロナ騒ぎで、お客さんもいない状況だったので亀さんも安心して産卵できたんですね。
産卵が毎年出来、亀の産卵が増えるといいですね。


◎6月7日フェイスブック掲載の法人会コラム

県が発表した高齢化率が掲載されていました。トップが西伊豆町で49.9%
伊豆半島南部の下田市、賀茂郡下5町は全て10位以内に入っています。
人生100年などと言われる中、高齢者の指標が65歳以上であるかどうかは別の議論が必要かと思いますが、
この高齢化率に加え、人口減少も顕著で、唯一の市でもあります下田市も数年前「消滅可能性都市」になってしまいました。

ただし、2人に1人が65歳以上であり、高齢化率トップである西伊豆町は、
ふるさと納税で年間10億円以上を稼ぎ出し、今回のコロナ騒動の折りにも全国に先駆けた各種政策を打ち出しています。
単純にこの高齢化率が地域力と結び付くものではない…とは思います。

ただ、気になるのが、今夏、各地域で開設が見送られる中、海水浴場の開設が予定されているということ。
コロナの影響を受けやすい高齢者が多いこの地域においてのリスクは本当に高いと言わざるをえません。

 一方、地方における経済疲弊も大きな問題。
関係者の皆さまには本当に大変な事だと思いますが、開設される以上、考えうる限りのコロナ対策をよろしくお願い致します。


 
   
◎皆様からのコメント(一部抜粋)


難しい問題ですが経済を動かしていかないと若い人たちの流出が増えてしまいます。
地域外からの観光客の到来に過剰反応すると移住したいと考える人たちが二の足を踏みかねないように感じます。
ただ感染が収まらない東京から若者たちが押し寄せることは当然に不安です。
施設のように体温チェックも出来ません。難しい問題です。


西伊豆町民、観光業に携わってる身として本当に複雑です。年老いた家族も居ます。
でも正直私個人の考えでは経済が回っていかないと生活が成り立ちません…。本当に難しい問題です。

海水浴場開設、心配です。湘南区域は中止になりましたが、皆で無法地帯になりかねないと心配してます。
開設しても中止しても、事件、事故、感染、( ̄▽ ̄;)

夏の海開設はどちらの選択をしても批判が出ますね…。
後出しジャンケンの評論家が一番ずるい。正解は結果論でしかないのか。


◎6月8日フェイスブック掲載の法人会コラム

今日の一面は、観光施設の「営業再開したのに…」という記事。
週末、東海岸を走る中で、県外ナンバーで埋め尽くされたホテルの駐車場を目にしました。
政府の段階的緩和の目安では、県をまたぐ移動は19日からとされていますが、
東京、神奈川ナンバーの車を中心に、既に週末は観光客が戻りつつあります。

しかし、再開した施節の方でも頭が痛いのは、人を集めるような企画、広告、宣伝が出来ない事…
これは、飲食店や小売店にも共通して言える事で、そう言えば、このところ、めっきり広告が減り、
当事務所に出入りする印刷業者の営業の方が「このところ広告が減って仕事が…」と嘆いておられました。
一方で、この紙面にもあるように、お客さんが来ない代わりに通信販売部門が280%の売り上げという現象も…。
広告できない、人を呼び込む企画ができない…という事で、その影響か、
「施設が開業している事は知らなかった…」と言う観光客の方も多いと聞きます。
段階的に…という中で、人が来ない…でも、思い切った宣伝も出来ないという事が、
施設にとっても、かなりのジレンマになっているのだと思います。

コロナの安全対策上、お客さんを今まで通りに迎える事ができない施設にとって、
今後、その中でどうお客さんの満足度を高め、出来る誘客をどう図っていくのか…
これは本当に難しい問題ですが、生き残り戦略として取り組まねばなりません。

これから夏に向け、心配されている海水浴場の問題も、これらの施設がそれぞれに魅力を創出し、
多少なりとも分散をして頂く形が好ましいとも思ったりします。



 
   
◎皆様からのコメント(一部抜粋)


わぁ。これは見たいですね。


◎6月10日フェイスブック掲載の法人会コラム

松崎町が発表した50%プレミムア券発行の記事。
地元の経済活動活性化のために、10%、20%というプレミアム券の発行は今までも各市町で見受けられましたが、
50
%というのは異例ですね。ただ、厳しい事を言うようですが、50%のプレミアム付きだから、
きっと地元のお客さんが買ってくれる…と商店の方々が額面通りに受け取っていられるようだと、
なかなか、難しい部分もあるような気がします。

ここ1020年の間に、ITの進化と共に、物流、物販のシステムが大きく変わりました。
家にいながらにして指一本で欲しいものが瞬時に検索でき、翌日には届く…。いまや、ポイントまでつきます。
同じものを買うならインターネットで…は今や常識になりつつあります。
昔は、夕食の買い物一つでも、お肉屋さん、魚屋さん、八百屋さんなどの商店をはしごして
「今日はいいものある」「今日はこれが安いよ」などと言った商店主との会話が日常でもありました。
その内、スーパーやコンビニ、複合店などの施設が乱立し、客足は便利な方へ…
そして今や、インターネットで購入する時代になりました。

今のコロナ自粛もそうですが、このように、「便利」という名のもとに人と人が接触する機会が
どんどんと失われていく現状には、少し抵抗があります。

商店の良さ…それは、商品の事はもちろんですが、地元との触れ合いの場であるという事だと思うのです。
この「50%プレミアム」を金額だけでなく、そう言った地元商店の良さを再認識してもらえる工夫を、
是非、お店側でもして頂ければと思います。

このプレミアム券は有効期限がありますが、そうしたファンを創出できる機会とすれば、
それは、今後の町にとっての宝となるはずです。

静岡県で一番小さな町だからこそできる「プレミアム」。それは人だと思うのです。




◎6月11日フェイスブック掲載の法人会コラム

梅雨入りしましたね。伊豆もしばらくは雨模様の日が多くなりそうです。
さて、今日はネットニュースから、前にも少しご紹介しました、休業者の方が直接給付金を請求できる
「新型コロナ対応休業支援金」が8日に閣議決定され、国会に提出されました。

これは、雇用調整助成金を活用しない企業の労働者が直接、申請できる給付金制度であり、
休業前賃金の80%(月額上限33万円)が支給されるというもので、雇用保険制度の中から支出する制度でありますが、
雇用保険の被保険者でない労働者の方、週20時間未満の勤務など雇用保険に加入していないアルバイトなどの
非正規社員の方も含まれるとのことで、かなりの方が対象になるのでは…と思っています。

元々は、企業が給付請求を行うべき雇用調整助成金が複雑な手続きの関係でハードルが高くなり、
休業補償をもらえない方たちのための制度であるようです。企業によって休業補償が受けられない人がないように…
という事は良い事だと思いますが、心配なのは、その手続きのために現場が今以上に混乱しないかという点。
中小企業、個人事業者、フリーランスを対象とした持続化給付金でさえ給付が間に合わず、廃業に…などという状況の中、
非正規の方々も対象としたこの制度に、どのぐらいの人が窓口に殺到する事になるのか、想定はされているのでしょうか?
10万円の定額給付もまだ行きわたっていません。
次々と発表される支援策…現場では既に交通渋滞を起こしているような気がします。

国会議員の先生方にも、混雑する窓口の現地視察を是非お願いしたいです。
今求められているのはスピード感です。


 
   
◎皆様からのコメント(一部抜粋)


そもそも雇用保険の財政から非加入者に支払う発想がおかしいのでは。
これでは何でもありで、きちんと加入し保険料を真面目に納めてきた会社や従業員が納得しないと思われますが。

わかりやすく、今どこにどれだけのお金があって、
これだけ使えるというのが可視化されればいいのに、と思います。
どの年代にも、解りやすく。歪んだお金をひねくり出そうとするからおかしくなるんだと、
政治に疎い私にもわかっちゃいますね
なんの給付についてもそうなんですよね。

組合のない企業とか、社会保険制度、年金制度、とにかく知らなかった者負けみたいな…。
そういう学習を受けていればわかるはずなのに…。
法律の上書き上書きで、更に複雑に…。
大人になってからの、人に頼らない学習の場がほしいです。


◎6月12日フェイスブック掲載の法人会コラム

昨日、東京都では、賛否ある中、東京アラートの解除が発表され、
小池都知事が「これからは自粛ではなく自衛の時代」と語られました。
つまりは、コロナとの戦いは、政府や自治体に言われたから行うのではなく、
各々が、自分や家族の命は自分で守るという気持ちの上で行っていくという意識改革を訴えているのだと思いました。

人によっては、この発言を政治の責任回避だと言う方がいるかもしれませんが、
私は、経済がこれほど滞っている中、行政側も支援を永遠に行う事は出来ません。
国民一人一人が、感染しない、感染させない、の意識を持つ以外に本質的な対策はないと感じます。

そんな中、今朝の記事に、下田市の海水浴場開設について、
地元有志が「密」を回避するための対策として、浜に碁盤の目のように石を並べて、
ソーシャルディスタンスを守ってもらうための試みをしている記事が出ていました。
この他、海水浴場の入込情報の提供、感染予防啓発看板の設置、感染防止ガイドラインは15日にも発表されるといいます。

しかし、心配なのは、多くの人出が予想される中、どれだけの方がこれを守ってくれるのかということ。
自衛意識の高いお客さんと、残念ながらそうでないお客さんとの間で、こうした囲いなどの措置が、
場所取りや空けなければならない場所に入ってしまった等、トラブルの種になりはしないか…。
ライフセーバーだけでなくルールセーバーも置かなければ…などと考えてしまいます。
白浜で言えば、従前からある違法営業者の問題もあります。
縦横無尽に浜辺で注文を取りにいく業者はどうするのか?
また、感染経路として最近注目されているトイレの問題はどうするのか?問題は山積みです。

しかし、他県も含む海水浴場が次々と開設を断念する中、
観光地として何とか開設していきたいと立ち上がった関係有志の皆様には、
本当に大変な事だとは思いますが、頑張って前に進めて頂ければと思います。
全国的にも注目をされる取り組みになるでしょう。

小池都知事が言った「自衛の時代」。その意識を国民全体がどれだけ持ってもらえるかが、
これからの経済も含めたコロナとの戦いの鍵になってくると思います。





◎6月13日フェイスブック掲載の法人会コラム

今朝は気になった記事が並んでました。
一つは、浜松市がコロナ情報の発信にLINEを活用するというもの。
飲食店などに入店する際、その時間帯等が記録され、同じ時期に感染者が利用していたと判明した場合、
通知するというもの。一見、よさそうな取り組みですが、同じ時期というのは、
感染者利用からどの程度の期間であるのか…利用後、数日という事であれば、
場所によっては該当者は多くなり、それが一斉に「コロナ利用者と同じ…」という通知がされたとすれば、
混乱に繋がらないだろうか…という危惧が生じます。
通知された個人の家族、友達、その人の利用した施設、動向…個人の受け取り方によって勝手に拡散された場合、
それが噂が噂を呼んで…と、考えると心配が多いような気がします。
LINEという手軽なアプリを使っているからこそ、拡散も早く、不正確な情報となって混乱を招かないかと…。

また、情報流出がたびたび問題にもなっていますので、通知された個人の情報がどこかに漏れ、
差別的な拡散に繋がらないかとの心配もあります。皆さんはどう思われますか?

もう一つは、静岡市で県民で市内宿泊の方に対し2000円の商品券が配られ、
先日に県が発表した宿泊クーポン5000円と合わせて、7000円、二人で14,000円お得ですよ〜と宣伝しています。
公に県外客を呼び込めない今、県内客の誘客には力を入れたいところ。
既に西伊豆町は、県内だけでなく山梨県も含み、宿泊料金の20%を地域電子通貨で還元する取り組みをしていて、
宿泊料金2万円なら、県の助成も含むと、この静岡市を上回る9,000円、二人で18,000円が還元される事になります。

ただでさえ、コロナ対策で現場の苦労が多い観光関連業…。
まだまだ、売上回復には時間がかかりそうです。観光を主産業とする伊豆だからこそ、
官民一体となって、県内観光を活性化する動きをして頂ければと思います。





◎6月14日フェイスブック掲載の法人会コラム

今日は特筆すべきニュースが見当たらなかったので、ニュースコラムはお休みし、
今朝、あじさい公園を散歩した写真をアップします。
咲き具合は67分くらいでしょうか?朝方にも関わらず、観光客の方もいらっしゃいました。

ここ下田では、ちょうど1週間後に市長選挙が行われる関係で、ある意味、賑やかな週になりそうです。
田舎の選挙は、どうしても顔が見える選挙になりますので、「おまえはどっちだ」という選挙になり、
選挙後も◯◯派がついてまわる事が多いです。立候補者がクリーンに…と思っても、
支持者の間では対抗の方に対する誹謗中傷が飛び交い、
それが、余り選挙には関わりたくない…という意識にも繋がります。

このコロナの非常時、町が更に二分されるような選挙にはなってほしくはありません。


 
   
◎皆様からのコメント(一部抜粋)


綺麗ですね。娘が行ってみたいと話していました。

結構咲いてますね!明日みんなで日傘で行きます。

選挙が終わったらノーサイド!
それができないで、選挙後もいがみ合ったいたら、下田市はますます衰退してしまいます。
下田市の今後のためにも一丸となっていける選挙後であって欲しいですね。


◎6月15日フェイスブック掲載の法人会コラム

今朝は朝刊が休みでしたので、昨日の静岡新聞の記事から。
「夜の街、感染対策で指針」という見出しで、夜の街関連のホストクラブ、キャバクラ、ライブハウス、
ナイトクラブを対象にした指針が掲載されていました。
昨日は、東京で47名の感染者が発表され、その内、実に32名が夜の街関連のお店…という発表がありました。

距離2メートル、お酌避けて、氏名、連絡先記載…など、これでは、営業するなと言っているに等しい事になります。
氏名、連絡先などは嘘も書けますので、本当に実施するなら、身分証明書を…という事になるのでしょうか?
現実的ではありません。

このコロナ騒動以降、行政側は休業補償に絡む話にしたくはないので、
形式的に、この指針を守ってもらえれば…という形を示しますが、
経営側からすれば「それは商売を辞めろと言っている事と同じだ」という事が繰り返されています。
ただ、その中で、真面目な商売人の人たちは、売上減少を覚悟して上で客席数を減らし、
神経をすり減らし、危険を冒しながら、商売を継続されています。
ただ、今回発表された指針では、商売替えをしない限り、これを守って営業する事は不可能に近いと感じます。
であれば、顕著に感染者が出ている、歌舞伎町などの一部区画について、一定期間封鎖して、
最低限の保障をする方向に向けていった方がよいのでは…と思います。出来ない指針を突き付けても、
これが逆に反発になり、守らない店が増えれば、感染者が再び増加し、元の木阿弥になるような気がします。

心配なのは、感染者が多発しているのは新宿歌舞伎町などの繁華街であるのに、
こういった指針が全国の店にも等しくイメージとして捉えられ、客離れや営業がしにくい状況になりはしないか…という事です。
今週19日には、県境をまたいでの移動が公式に解禁になります。(今でも、十分に都市部からのお客さんは来ていますが…)

東京都での取り組みが、全国に波及する事は間違いありませんので、ここは、本当に慎重に対処をして頂きたいところです。




◎6月16日フェイスブック掲載の法人会コラム

今朝は「ビジネスで遅刻10分までなら」の見出しに目が留まりました。
よく読むと、遅刻を許せるのは10分まで…という待つ人側の許容範囲。
しかしこれ、今の人たちが「何だ、10分までなら許されるのか」と読みはしないかと気になりました。

私たちの世代では、ビジネスでは5分前行動が基本とされ、最低、約束時間の5分前には到着し、
万が一遅れる場合は連絡を入れる事が常識でした。
10分までなら」が見出しになる事自体、時代が変わったのかな?と思います。

ちょっと話が飛躍するかもしれませんが、東京都で感染拡大が広がっている世代が20代、30代が中心。
若いという事もあるのでしょうが「これぐらいなら」という気持ちの大らかさも要因のひとつでは…と感じるところもあります。

現在、コロナ対策に関する要請は、世代一律にかけていますが、
必要によっては、こうした若者世代の感覚、感性を念頭に入れ、特定世代に向けての要請を図る事も必要かなと思います。





◎6月17日フェイスブック掲載の法人会コラム

今朝の記事に、県外在住の、都内の接待を伴う飲食店を利用した方が当地を訪れ、
遊漁船や下田の飲食店を利用した末にコロナに感染している事が分かったとの記事が掲載されていました。
濃厚接触者とみられる方にはPCR検査をして陰性とのことでしたが、
久しぶりに、近くで出たコロナ情報に緊張が走りました。
本当に、たった1名の方のコロナ感染が、関係者や飲食店も含めると、大変な余波が及ぶことを改めて感じました。
その隣には松崎町の4海水浴場が開設されるとの記事が載っています。
伊豆の各所は海水浴場開設に向けて準備が進んでいますが、
これから夏のシーズンに向けての心配、緊張も自然と高まってきました。


さて、その下に「巨大風車、伊豆沖に出現」の見出し…。
以前にもこの掲示板に、伊豆南沖に巨大風車が100基建設される計画を紹介し、大きな反響がありました。
昨日は、フェイスブック上にも、伊豆沖にそそり立つような風車の写真と共に「風車が…」「まさか動き出した…」
との投稿が見受けられ、私自身、このコロナ禍の最中に…と疑ってしまいました。
実際は、福島県沖で実証研究に利用された風力発電設備が解体・撤去のために鹿児島県までえい航される途中であったとの事。

今回洋上にお目見えした風車は、高さ180m超となっていますが、伊豆沖の計画では最大260mとも言われています。
伊豆の海の景観に及ぼす影響は計り知れません。

しかも、たった1基でこの騒ぎ…これが100基とは想像を絶する状況です。
偶然にしても、こうした光景を目にした事を心に刻み、今後の計画の進行にも気を付けて見ていかなければいけないと思いました。


 
   
◎皆様からのコメント(一部抜粋)


まだ県を跨ぐ移動制限は解除されていません。
このような自分勝手な人たちが県外から海水浴に押し掛けて来たらガイドラインが守られるか心配です。
今週末の移動制限の解除が東京アラートが解除された時以上に暑さと共に感染対策ムードが崩れそうな予感がします。

昨日は若者の行動が心配でしたが今回は40代…。

風車は当初は神津島の方を行く予定だったのが下田沖に変更になり、
見に行きたかったのですが、通過予定が早まり行けませんでした。

日本で一番と二番の力持ちの曳船が引っ張って、長さは1km以上という、あまり見かけない大物でした。


◎6月18日フェイスブック掲載の法人会コラム

今朝は、当会管内からは少し離れていますが「地域資源、磨く移住者」の見出しの戸田地区の記事に目が留まりました。
棚田を次世代へと繋ぐため、地域おこし協力隊の任期が過ぎた後も戸田に残り、
農家民宿を経営しながら田植えや稲刈り体験などで棚田の魅力を伝える活動をされている奥田さん。

深海魚の魅力にひかれ、地域おこし協力隊として、深海魚便を通じて戸田の素晴らしさを発信する活動をしている青山さん。
いずれも移住者の目線で、地域おこし協力隊の制度を利用して伊豆に…という共通点があります。
昨年、移住者の方のご紹介マップを製作する目的で、移住者の方の取材を回らせて頂きました。
地元の人が気付かない土地の魅力や、こうしたい、これもやってみたい…と夢を生き生きとした表情で話され、
とても新鮮な気持ちで聞き入ってしまいました。中には、本当に山奥に移住された方のお子さんが、
その集落では12年ぶりに生まれた子供という事もあり、その子が、その集落の人すべての希望であるような状況にも出会いました。

法人会でも、ここ数年、現役の地域おこし協力隊の方、現役を退いても地元に残り、
地域の魅力発信を続けている方、伊豆が好きで移住されてきた方々に、
取材だけでなく講演などを依頼する機会が自然と増えてきました。

それは、私たち地元の人間が、余りにも近すぎて「当たり前」になってしまっている土地の魅力を、
移住者の方々が私たちよりも知っているからです。誰も知らない土地に移り住む…移住されるという事自体、
本当に大きなエネルギーがいる事です。だからこそ、皆さん、パワーを持っていらっしゃいます。
土地と真摯に向き合って生きておられます。

こうした方々に教わろうではありませんか、交わろうではありませんか、応援しようではありませんか。
彼らと交わる事によって、近くにあった当たり前の幸せに気が付く事ができ、これから伊豆に住む者として、
何をすべきなのか…その大きなヒントが私たち一人一人の中に見つかるかもしれません。





◎6月19日フェイスブック掲載の法人会コラム

今朝は、静岡新聞の賛否万論の「感染者の誹謗中傷、どう防ぐ?」に目が留まりました。
実際に現場で対応している医師からの投稿で、個人を特定される被害の方が「コロナより怖い」
PCR検査を拒否されるケースもあり、個人情報の公表が皮肉にも感染拡大防止とは逆の効果を生んでいる…と主張されています。
以前にも、日本赤十字社が製作した動画「ウイルスの次にやってくるもの」をご紹介しましたが、
そこにもこの「恐怖」が描かれていて、自分がコロナになってしまった場合の周囲の目、疑心暗鬼が恐怖となって、
感染が疑われても検査しない人が増え、どんどんと感染が広がっていく…という内容でした。

病院名を語って個人を特定する悪質なケースもあるため、被害があった場合には通話記録や写真などの証拠を揃えて、
警察や弁護士に相談するように言っているそうです。

また、記事の中には「安易な情報拡散、名誉棄損罪も」として、弁護士のコメントで、
これらの行為が犯罪に繋がる事も書かれています。

この医師は「個人の特定に結びつく情報の公開をやめるべき」とはっきり要望されていて、感染者やその家族は、
新型コロナだけでなく「世間との闘い」という二重の責め苦に追い詰められている…
「魔女狩りに打ち勝つのは、科学、そして人間の良心だと信じたい」と結んでいます。

公表の仕方については、賛否も分かれるところかと思いますが、それを受け止める私たちが、
「自分もいつコロナになるかもしれない…」という想像力をもって対処する事が必要かと思います。
私も人間の良心を信じたいと思います。



 
   
◎皆様からのコメント(一部抜粋)


シェアさせてください。昔の知り合いに、実に、有る事・無い事、想像を交えて噂を広める人が居ました。
結構 信用して話したことを人に話しまわるなんて酷いと思いましたが、
話さなければ良いので、話すことを(友人関係も)止めました。
顔見知りでも、そんな人がいるので、顔見知りでなければなおさらかもしれません。
病気になって大変な思いをしている人を、更に追い込むことが出来る人は悲しい人です。


ヤフーニュースにペンネームで好き勝手書いてる方々は相当暇なんだな…と。


◎6月20日フェイスブック掲載の法人会コラム

「都道府県をまたぐ移動」が昨日、解禁されました。
この記事にも、解禁で混雑する新幹線ホームの写真が掲載されていますが、安心感と不安感が同居する複雑な気持ちになりました。

「お客さんに『来て下さい』とも『来ないで』とも言えない」という事業者の方の声が、本当に正直なところですし、
接客現場で働く方も不安な気持ちでいらっしゃることと思います。

そんな中、伊豆地区43海水浴場の内、35ヶ所が「AA」という水質調査の結果も載っていました。
表にずらりと並ぶ「A」を見ながら、改めて素晴らしい土地に住まわせてもらってる…という思いが過りました。
コロナ騒動以来、当たり前が当たり前ではないんだ…という思いからか、前より、人や土地に感謝を感じるようになった気がします。
コロナ禍の収穫などと言うと、不謹慎だ!と怒られそうですが、この災いが、たくさんの教訓を与えてくれている事も事実です。
人として、今後、あらゆる事にどう向き合っていけばよいのか…自分なりに問い続けていきたいと思います。





 
   
◎皆様からのコメント(一部抜粋)


千葉に引っ越して、県外移動ができるようになったので…一度帰ろうと思いました。
でも…東京でのクラスター発生や千葉市内での感染発生から日数が経っていないので、今回は見送ることにしました。
住んでるところ自体は、GWに発生したきりなんですけど…通勤されてる方もいると思って。
8
月には帰りたいなと思っています。


シャットアウトな神奈川県の海水浴客が流れてくるのがいいのかわるいのか複雑な気持ちです。
今朝夜明け前から下り道は行楽車多かったですね。


おはようございます。確かに、2ヶ月近く休業してかなり、身心ともに疲労困憊してますが、
色々な事、考えたり、慣れない申請書と戦って見たり、余りにも知らなかった事が多すぎたなと反省したり、
人の優しさ、裏の顔、等々お勉強しました。此れから。本当に皆で良く考えて人の心の痛みやマナーなどね。
今日から、神奈川県もソーシャルディスタンスを守りながら、夜のお仕事通常営業出来ます。
私の店は、25人入れますが暫く8名様になったら貸し切り営業にします。
売り上げに響きますが、コロナから客も自分も守る為にはね。色々な事を覚悟しながらファイトしまーす!
下田に行きたいけど、マダマダ我慢しまーす。皆で頑張りましょうね。


観光客も地元(受け入れる側)は不安な気持ちを抱いているのだと理解してやって来るべきです。
解除されたと直ぐに活動する人たちは自粛期間中でも活動していた可能性がありそれも不安感のひとつだと思います。



◎6月21日フェイスブック掲載の法人会コラム

中学スマホ持参容認…今朝はこの一面の見出しに目が留まりました。
今回のコロナ禍で、当たり前が当たり前でない事に気がつかされた…と、この掲示板で申し上げましたが、
そうか〜その当たり前の概念も変わりつつあるんだな〜と、この記事を見て思いました。

今の子供たちには、スマホは、物心ついた頃から身につけるような当たり前のもの…。
私が社会人になった頃は、携帯電話もインターネットもありませんでした。
外で何かあれば公衆電話を探す…連絡が取れなければ、見られるか分からない伝言板に書き込む…。
調べものは電子辞書などではなく、冊子の辞書等をペラペラ…。メールではなく手紙…。
でもそこに、互いに相手を思いやる想像力、気持ちも生まれる場面があったような気がします。

確かに世の中「便利」になりました。その恩恵にこうしてあずかっている事も事実です。
でも、その「便利」が当たり前になり、この「便利」が手離せなくなった時、
人は不自由になる事があるのではないか…と時々思います。

人付き合いは面倒だから会わなくてもいい…人の気持ちを考えなくても、自分の気持ちをぶつければいい…。
便利さの中に、そういう気持ちが芽生えるなら、たまには遠回りしてもいいじゃないか…そう思ったりもするのです。



 
   
◎皆様からのコメント(一部抜粋)


良いも悪いも時代の流れですね!
あとは自分の選択、無くなっても生き残れる力が大事ですね!


◎6月22日フェイスブック掲載の法人会コラム

下田市長選挙が昨日行われ、新人の松木正一郎氏が現職を大差で破る形で終えました。
勝手連と呼ばれる方々がSNSを中心に若者にも発信。短期間の内に多くの支援者を集め、
多数の若者が参加した選挙という事では未だかつてないものであったと感じます。

以前、「ここで政治的発言をするな」とご指摘を受け、心の内には様々な思いがあったものの、
選挙の候補者に関する事だけは、個人的なフェイスブックの事も含め一切、発信、反応をしてきませんでした。
ただ、選挙戦が本格化する1週間前、田舎選挙ならではの町を二分してしまう状況についてだけは、つぶやかせて頂きました。

今回の選挙は、そんな田舎選挙が変わる一つの節目ではなかったかと思います。
松木氏は、選挙が終われば、ノーサイド、全市民がワンチームとなって町を変える!と明言されてきました。
今後、今回福井氏に投票された3,708人の方々とも向かい合い、手を取り合って頂けるものと期待いたします。

ただ、首長が変われば全て変わる…そう市民側が思っているとしたら、それは大きな間違いです。
変わらなければいけないのは行政だけでなく民間も同じです。
中央では、未だに金をばらまく…といった汚れた選挙がまかり通っています。
でも、それをするのは、金を配れば民間が票を集めてくれる…と、政治家に思わせてしまっている事が問題です。

行政も民間も共に変わる!そうしなければ、今回の選挙の熱量が一時のものになります。

(特にここからは私個人の主観によるものです)

今から12年ほど前、仲間たちと個人的に始めた会がありました。(今も継続しています)
その活動が「町おこし」に見えたのか、選挙を前にした政治家が私たちのもとを訪れ
「何が欲しいですか?人ですか、金ですか、物ですか?」と問いかけました。
何が欲しい?その言葉に違和感を覚えた私は「何もいりませんよ、それより、私たちの活動を見に来てください」と答えました。
その後、政治家が私たちの前に現れる事はありませんでした。

今まで、民間が陳情し、町が補助金という形でお金を出し、それを民間が当たり前に受け取り、
事業消費の末、補助金が無くなると事業そのものが無くなる…その繰り返しが官民の間で行われてきました。
お金は怖いものです。有志が手弁当で始めた活動が、いつからか補助金という形のお金が拠出されたとたん、
グループ内の雰囲気が変わり、素晴らしかった活動そのものが無くなってしまう…そんな光景もいくつか目にしました。

わざわざ言うまでもありませんが、与える、与えられる…そういう関係性が、政治家を支援する、
支援されるという関係に繋がってきたと思います。

数年前、伊豆下田元気塾の挨拶に立った当時の首長が、
「主役は民間です。それを私たちが見て、後ろから支援させて頂くのが行政の役割です」と挨拶された方がいました。
思えば当たり前の事なのに、それがとても素晴らしい言葉に思えました。

これも、かなり前の話になりますが、下田市の行革推進委員にして頂いた時、
3年ほどで異動を繰り返す人事について質問した際、当時の担当課長さんから
「そうは言っても、人の適性を見るのに12年はかかりますよ…」と言われ、
民間感覚との違いに愕然とした事もありました。官民の間には、本当に大きい意識の隔たりがあります。

少し前に届いた冊子の随筆に、二宮尊徳が語ったという「経済なき道徳は寝言であり、
道徳なき経済は犯罪である」とする「経済と道徳」論を目にしました。
後に多少の脚色が加わって表現されているものの。今のコロナ禍にも通じる、見事な調和表現だと思いました。

行政に求められるもの…それは経済であり、資本主義下の民間に求められるもの…それは道徳です。
ここで何回もご紹介しています、緊急事態宣言が発せられてからの西伊豆町の全国に先駆けての素早い対応…
それは、ふるさと納税で10億円を稼ぎ出す経済力に裏打ちされたものです。
行政側が事業者側に歩み寄り「一緒に稼ぎましょう」と経済を共有した結果、道徳と経済が見事に調和しました。

いつ終わるか先が見えないコロナ狂騒曲…アフターコロナの世界は、行政側も財布をはたいた状況になる事は目に見えています。
これからは行政も経済を前面に打ち立て、民間と共に稼ぎ出す感覚も必要だと思います。

官民互いに何を求めるか…ではなく、官民共に一緒に何が出来るか…。
それが、松木新市長の唱える「ワンチーム」の中で実現できる事を期待いたします。

今日はいつもより長くなりすいません(^^;


 
   
◎皆様からのコメント(一部抜粋)


同意できます。変わるべきは市民一人ひとりの意識だと思います。

どんなふうに下田が変わるか?とても、楽しみですね。
とにかく、観光客COME ON!ですよね?
私が行った19日、駅前を見て唖然としました。コロナで大変だったんだなぁ〜と…。
その反面、街で出会う観光客はマスク無しで横浜から故郷に来た私は恐怖を感じました。
飲食店、スーパーなど、もっとマスクとアルコール消毒の徹底を呼びかけた方が良いなぁと感じました。
ありはするけど、目立たないじゃ意味がありません。下田にコロナ菌を増やさない為にです。
個人的に感じた意見で、そんなこといいんじゃない?と思われましたら、スルーしてください。長々、失礼致しました。

駆け引きが無く、非常に分かり易い文章で、気持ち良く目線を読み込め多々内容も共感出来ました。
ありがとうございます


◎6月23日フェイスブック掲載の法人会コラム

今朝は「はんこ廃止、電子化を推進」「LINEで手軽に遺言」の記事に目が留まりました。
はんこ廃止については、2021年度予算編成の指針となる「骨太方針」の中に示されているというもの。
コロナ禍の自粛、テレワークが推奨される中、名刺なども同様ですが、はんこ文化の見直しがささやかれてきました。
全てがデジタル化への歩みへ…と向かっています。
世の中が便利に…という流れに逆らうつもりはありませんが、一方で、当地域のように、2人に1人が65歳以上のお年寄りで、
代々生産農家や漁業に携われている方などが多い地方においては、「コピーもとったことないよ」という方も少なくなく、
一律10万円給付の郵送手続きでさえ思うようにいかず、サポートする対応窓口を設けているところもあります。

都心部の理屈で行政システムが進んでいく中、地方おいては、追いつけない人がどんどんと置き去りにされるような、
人に優しくないシステムになってほしくはありません。

そんな流れにのってか、大阪のベンチャー企業が、
無料通信アプリLINEを使っての遺言を作成できるサービスの紹介が載っていましたが、
「手軽に遺言」という言葉には違和感をぬぐい切れませんでした。
LINEアプリを経由して銀行口座、株式など資産に関わる情報、希望する葬儀方法などを入力すると、
それを反映した遺言が自動で出来る…。

LINEを経由したシステムにおいて、情報漏洩のリスクはないのだろうか…という事は第一に思いましたが、
何より「手軽」にひっかかってしまいました。
前にも、この掲示板でインターネットによる葬儀を紹介させて頂いた時と同じ違和感です。
自動作成で出来上がった遺言を、遺族はどんな気持ちで受け取ればいいのでしょう。

コロナ禍だからこそ考えたいこと、それは「人」としてどうあるべきか…だと思うのです。
便利だから、面倒ないから…と言った単純な理由で、どんどんと文化を捨てて言った結果、
血が通わない世の中になってしまっては元も子もありません。

こんな事を思うのは、私がもう古い人間だからなのでしょうか(^^;




 
   
◎皆様からのコメント(一部抜粋)


西伊豆町の取り組みに比べれば、都心部は遅れています。
ちなみに、L I NEは韓国系企業なので非常に危険かと思っています。
ただ、納税や光熱費の支払い、各書類の入手はネットになっても良いかと思っています。
遺言書に関しては敷居が高いので、もう少しやりやすくなると、個人の気持ちを残せるのかな…と感じます。
とにかく、行政の正しい見る目が鍵かと…。



◎6月24日フェイスブック掲載の法人会コラム

昨日、はんこ廃止によるデジタル化、LINEを利用しての遺言などを書いたばかりでしたが、
今朝は、マイナンバーカードと免許書の一体化のニュースが一面。
政府は、この機会に、進まないマイナンバーカードの普及率をどうしても上げたいのでしょう。
記事によると、将来的には、スマホとマイナンバーカードを一体化し、
免許証だけでなく国家資格証や在留カードも一緒にすることも検討し、
健康診断の結果などもマイナンバーカードを使って閲覧可能に…とあります。

つまりは、これが文面通りだとすれば、全ての個人情報、資格等がスマホ一つの中に納まる事になります。
それは、管理する方は楽だと思いますし、口座なども紐付きになっているので、
今回の一律10万円給付などは瞬時に行える可能性も出てきます。

先日、日本のスーパーコンピューターが世界一になったとの報道もありましたが、
やはり、自分自身を預けるような形となると、セキュリティの問題を含め、
ホストコンピューターにそこまでの信頼を寄せていいのか…という不安も頭をよぎります。

前に掲示板にも書きましたが、映画「AI崩壊」の世界が現実のものに…という妄想が広がってしまいました。
そんな事を考えるのは、やはり、古い人間なんでしょうかね(^^;



 
   
◎皆様からのコメント(一部抜粋)


何だかな~。私はやはり、不安も有るし、何かと便利かな?とも思うけど…。

国民全員が持っているのは健康保険だと思いますけどね。

いいえ…とても大事なことと思います。それならば、強制的にでも、なぜあの時に全員に持たせなかったのか疑問です。
番号は割り振るけど、カードは持っても持たなくても、ならば面倒な手続きは倦厭されるはず…。
その頃でも、そういうデータが将来入る、というので私は作りましたが…。

保険証を持たない人のためなのでしょうか?

スマホと連動は反対ですね~


◎6月25日フェイスブック掲載の法人会コラム

本当にこの西伊豆町の取り組みは、全国の方にも知って頂きたいので、よろしければシェアお願いします。
星野町長が「第三の矢」と言っているように、西伊豆町はこれまで、
全国に先駆けて充実した休業補償をいち早く打ち出した後も、
全町民への地域電子通貨1万円分の配布、山梨県、静岡県民に対して宿泊料金の最大20%を地域電子通貨で還元する
キャンペーンの実施をしてきました。
今回は、マイナンバーポイント普及のために9月に実施するポイント事業、25%(最大5千円分)と合わせ、
町が更に25%(1万円分)上乗せし、最大50%のポイントが付与されるというもの。

マイナンバーカードの普及率は今年4月現在で16%に留まっていて、
昨年9月時点の数字ですが国の職員(公務員)ですら25%の普及率でした。
国民の10人に2人も持っていない、国家公務員ですら4人に1人しか持っていない状況という事です。
今回、コロナ支援策をオンラインで…という流れで普及率も少しは高まっていることと思いますが、
まだまだ、国が描く状況には程遠いと言わざるを得ません。

昨日も、国が普及させる事を目的に、運転免許証等の機能を一つに、更にはスマホと一体化…という方針を紹介させて頂きました。
危惧するのは、こうして1度作られた国のシステムについては、
必ず帳尻を合わせるかのように普及率を上げるという事に目的が特化されて政策が進んでいくことです。
いつのまにか「国民のため」という本来の目的が失われる事もあるような気がしています。

先日も紹介したように、西伊豆町は、人口は7,600人程度、県下で一番、高齢化率(65歳以上の割合が49.9%)
が進んでいる町です。数字的な要素だけ見ると、真っ先に疲弊しゆくであろう地方の田舎町です。

この記事を見て、地元の商工会経由で西伊豆町役場の方に連絡を取り確認をさせて頂いたところ、
5月末におけるマイナンバーカード普及率は26%だそうです。高齢化率を考えると、
国の16%という普及率を大きく上回っているのは驚異的だと思いました。
役場では、普及率を上げるために事業所周りをしたり、その場で顔写真を撮るようにした窓口をいくつか設けたり、
確定申告会場の待ち時間を使って普及を呼び掛けたり…と、待っているだけでなく、動いて普及率を上げる努力をされています。
西伊豆町の大きな財源ともなっている「ふるさと納税」にしても、役場職員が知恵を絞り、
足を使って事業者に歩み寄った結果であると、ここで何度もご紹介させて頂きました。

この取り組みを、是非、近隣役場の皆さんにも見習って頂きたい。
「あーそれは、ふるさと納税のお金があるからできるんだよ」「小さな町だからできるんだよ」
ではなく、同じ伊豆という土地(特産品)の上にもかかわらず、
何故、西伊豆町のふるさと納税があそこまで支持されたのか…そこまで遡って検証し、
住民の為の取り組みを真摯に考え、行動して頂きたいと思うのです。アフターコロナの世界は甘いものではありません。

官民一体…この窮地を乗り切るお手本が西伊豆町にあると思うのです。


 
   
◎皆様からのコメント(一部抜粋)


いつも取り上げて下さってありがとうございます…。
西伊豆町民として嬉しく、誇らしい気持ちです。
お恥ずかしい話ですが、こうして取り上げてくださって初めて自分の町の素晴らしさに気付かされます。

シェアさせていただきます。
伊豆はバイクツーリングすると良さを実感します。
金目鯛尽くしの料理も忘れられません。
ただしそこに生活されている人たちについて考えることはありませんでした。


◎6月26日フェイスブック掲載の法人会コラム

今朝は、この記事を見つけた瞬間に「書こう」と思いました。
松崎「蔵ら」は平均年齢73歳の方々が運営する施設で、代表の青森千枝美さんは80歳半ば。
この施設の一番素晴らしいところは、施設で働いている人たちが1名10万円を出資して立ち上げ、
その後も、行政の補助金などは一切使わずに自前で運営しているところ。多くの視察も訪れ、
昨年は総務大臣賞も受賞されました。代表の青森さんとの出会いは「蔵ら」立ち上げからしばらくして…。
500円のワンコインランチが評判でお客さんが続々と訪れているという評判を聞いてでした。
ワンコインランチは、安さはもとより、地元でとれた野菜や魚などが素材になっていて、
どこか懐かしさが漂う温かさがありました。

特に一番の元気印は代表の青森さん。看護師、宿の女将…といったキャリアを持ち、
年金をもらう頃より「世の中に恩返し」と「蔵ら」を立ち上げられました。
「いくつまで頑張られます?」などと聞くと、「いやだ、死ぬまでに決まってるじゃない!」
と笑顔で答えられる方で、松崎のお母さんです。おばあちゃんとか言うと怒られます(^^;

青森さんに出会い、地元にもこんな素敵な方がいる…と思い、外部講師ばかり呼んでいた伊豆下田元気塾の内容を、
地元の元気ある人に…と方向転換させてくれたのも、この青森さんのお陰でした。
それから、評論家の樋口恵子さんとの対談を含め、3回ほど講演依頼をさせて頂きましたが、
「私でいいの?」と一言いわれるだけで、いつも二つ返事で引き受けてくれます。
樋口恵子さんの時は、講演直前、足をくじかれ車椅子での登場。樋口恵子さんも体調を崩されて車椅子…
お二人が、車椅子と車椅子で「人生100年!」を語り切った時は、本当にすごいものを見させてもらった…と感動しました。
その後、樋口恵子さんにもすっかり気に入られ、度々呼び出されているそうです(^^)

時折、青森さんの元気をもらいたくなって「蔵ら」に行くとき、差し入れを持っていったりするのですが、
帰り際、「これも持ってって、これも…」と必ず何かをくれようとします。つくづく「与える人」なんだな…と思います。
また、紹介したい人がいるのよ…と、こんな人がいる、あんな人もいる、会わない?と人との仲立ちも積極的にされていて、
青森さんを通じて知り合った方もたくさんいます。人と人を結ぶ、出合わせの達人ですね。

今回、コロナを通じて、本当に心を痛められていました。看護師をやられた経験もあるので、
今年2月7日に開催された伊豆下田元気塾の時、報道でコロナ感染が言われ始めた頃、
青森さんだけは複数のマスクを持ち込まれ「どうぞ、欲しい方はこれを…」と言っておられました。
まだ、ほとんどの方がマスクをしていない状況の中です。

記事の中で、目標は「今まで以上に町のための施設になること。そのため飲食業から一線を退き、
蔵ら自体を客寄せに活用する方針…とあります。

そうなんです。青森さんは、お金儲けや自分たちだけの事には全く興味がありません。
松崎町をどう良くしていこうか、人と人の間に立って、どう結びつけようか…それだけなんです。

出会ってから数年…活動を通じて、たくさんの表彰も受けられていますが、
青森さんは、いつまでも出会った頃のままです。いつでも「与える」ことしか考えていません。

こういう人が、全国の自治体に1人づついたら、日本が抱える高齢化社会への不安も無くなるのではないかと思うほどです。
青森さん、また元気をもらいに行きます!
皆さんも是非、お立ち寄り下さい!




 
   
◎皆様からのコメント(一部抜粋)


生きがい、働きがいのある仕事、考えさせられます。
僕はまだ現役ですが、のんびり暮らしたいと楽を求めています。
もし定年後、そんな人たちと出会えたら、また頑張ろうと思うかもしれませんね。

私も青森さんからいつも元気をもらっています。松崎になくてはならない人です。


◎6月27日フェイスブック掲載の法人会コラム

持続化給付金が、今年創業の企業、フリーランスにまで対象が拡大されました。
持続化給付金制度が発表された当時、今年創業したんだけど、対象にはならない?と相談に来た方が何人かいました。

今年創業された方には「残念ながら現状では…
ただ、今後改正があるかもしれないので、情報には気をつけて下さい」と申し上げました。こういう方には本当に朗報ですね。

一方でこんな方もいました…去年5月に法人設立したんですが、色々と事情があって商売が出来ず、
売上がたったのが今年の1月からなんで、比較対象になる売上がないんですと…
この場合、法人設立は昨年で、昨年は売上も立っていません。法人設立=創業という事であれば
「今年創業」にも該当しない?という事にならず、いずれにしても給付金対象には…という事になりませんでしょうか?

一見レアケースのような気がしますが、例えば、年末近くに法人設立した会社については同様の事が言えるのかな〜と感じました。
たまたま昨日、ある個人事業者の方が、自分の商売は継続が前提なんだけど、
意図的に休んで持続化給付金をもらった人がいるんだよね〜自分も休めれば休んで、もらいたいよ〜と。

また、持続化給付金を目一杯の200万円をもらって、本当に助かったという経営者の方もいれば、
右から左であっという間に無くなったよ〜焼け石に水だよ〜と言われてる経営者の方もいます。
同じ支援でも、受けとる側の状況によって様々です。

また、比較する売上対象期間が13月になってますが、商売によって売上の立つ期間にも波があります。
夏しか売上が立たないご商売もあるでしょうし、この時期がピークのご商売もあるでしょう。

こうして考えると、一律10万円は別として、平等な支援制度って本当に難しいですよね。

詳しくは、経済産業省のこちらをご覧下さい。
https://www.meti.go.jp/covid-19/jizokuka-kyufukin.html




◎6月28日フェイスブック掲載の法人会コラム

金、土、日と、ここ3日間の伊豆新聞の一面が全て海水浴場関連の記事となりました。
昨日、車で白浜海岸の横を通りました。今日の一面にあったように、
この時期にしては浜に出ている人が多いような気がしましたが、サーファーだけでなく、家族連れの方も何組か見かけました。
天城越えする中、交通量そのものも本当に増えている印象でした。
夏本番はこれから…という中、やはり緊張感が高まる人の動きであったような気がします。

9海水浴場の開設を発表した西伊豆町では、星野町長が「昨年度と違う対策が必要」とした上で、出来る限りの「密」対策を検討中。
一方、南伊豆町長は、例年砂浜がいっぱいになることはほとんどない…との前提で「浜を仕切るのは現実的でない」とし、
ロープ張りや線引きを行わず、町内に1名でも経路不明感染者が確認された場合、即時に閉鎖するといいます。

一見、少し乱暴のような形に聞こえますが、現実的でない…との解釈も、他県が開設を諦めた経緯を考えると、
開設する以上、こういった形にならざるを得ない一つの形かな…と思ったりもします。

地元側でも、例年、海の家等で働いている人が「今年は…」と断りを入れるケースもあり、
人の確保も難しいという一面もあるようです。

今朝の記事には、距離をとってまばらにテントが立ち…とソーシャルディスタンスを意識した動きが見えるようですが、
これが混雑した状況において実践できるか…不安はつのります。

伊豆の海を前に、コロナ禍のストレスが解放感と共に一気に…となり、
お客さんにとっても地元にとっても不幸な形にならないよう…と、今は祈るばかりです。






 
   
◎皆様からのコメント(一部抜粋)


三島の美術館では、訪れた人の住所氏名(代表者)を記入させていました。海では、そんなこともできませんね…。
不安は付いて回ることを考えると、地元のご対応が気になります。無事に夏が過ぎるといいなぁ。夏の海が好きな私も、
ちょっと意識が変わりました。

これからの生活行動は、下田方面及びスーパー、コンビニ等自身の行動範囲を要厳重注意していくしかないが…
それでも個人的な注意力ではもう限界があると…。


友人から赤潮が発生したと聞きましたが、大丈夫でしたか?
海水浴場、梅雨明けも間近になりました。どうなるのでしょうね。

東京圏の感染者数が増えており、2030代の割合が高いです。海水浴客やサーファーと同年代であり不安がありますね。
何故不安を感じるのか考えてみました。
感染することもですが、最近世の中がコロナに対して無頓着や無神経になって来たことに不安感を感じます。

ある程度の感染者が出ることを容認しているようにも感じます。政府や都知事の発言もどこか他人ごとのようです。
GW前に日本中が一体となり対策をした緊張感が今は失せてしまいました。
正直東京都が出す感染者数も恣意的に操作されているのではと不信感もあります。
何より感染者数が増加しているにも関わらず政府や都知事が放置しているようにさえ感じてしまうところです。
経済や観光も大切ですが地方に多いお年寄りや子どもに対して口先だけでなく心からの配慮が欠けているように感じます。
マスコミにも同じことを感じます。国や都道府県知事等のリーダーシップに感じる頼りなさが不安感に繋がると思います。
感染者数が増加してもコロナで死亡者が出ても学校が休校になっても誰も責任を取ることがありません。


◎6月29日フェイスブック掲載の法人会コラム

今日の一面は、中止となった第5回キンメマラソンの実行委員会がバーチャルラン(VR)を開設したという記事。
登録者は、GPSによって走った距離を測定し、大会同様の3種目を完走すると、
実際に走った稲取のコースを画面上で見られ、完走証もダウンロードできます。
また、参加賞のオリジナルTシャツの他、完走者の中から抽選で賞品も用意されているという大会さながらの周到ぶり。

実行委員長の西塚良恵さんは、法人会でも青年部会、女性部会へと講演にきて頂きました。
女性有志数人が中心となって、立ち上げから数年で、キンメマラソンを数千人規模の大きなものに
成長させたエネルギーは普通ではありませんでした。
数多の壁にぶつかりながらも前進を止めなかった彼女らの中には「転んでもただでは起きない」
という言葉が当てはまるような、町への思い、人への思いが溢れていました。

今、コロナ禍でたくさんのイベントが中止となり、今後の予定も見通しが立ちません。
きっと西塚さんたちの中には、「この火を消してなるものか!」という思いが沸き上がったに違いありません。
西塚さんは「来年の大会は『2倍楽しもう』が合言葉」と語っています…今回の取り組みは、
来年へと繋ぐ最高のバトンタッチになるような気がします。

もう一つは、一時期大ブームともなったポケモンを楽しみながら、
伊豆半島のスポット周遊などを楽しめる周遊マップが完成したというもの。

いずれもアプリや最新バーチャルなどを活用し、伊豆を楽しむきっかけとして頂く企画です。
今はどこの場所にいても、こうしたソフトの活用によって、様々な可能性を広げる事ができます。
コロナ禍の今だからこそ、知恵の絞り時かもしれません。

また、この掲示板で何度も紹介していますが、県内で一番高齢化率が高い町でありながら、
先端の取り組みを次々と発信している西伊豆町が、
静岡県内で唯一、夏休みを短縮しない学校として紹介されている記事が載っていました。

私は住民ではありませんが、この掲示板の看板でもあります「コロナに負けない」を実践し、
結果を出している自治体が近くにあることに、何故かとても誇らしい気持ちになりました。






 
   
◎皆様からのコメント(一部抜粋)


楽しそう!何とか知恵を出し有ってね~頑張らないと!


◎6月30日フェイスブック掲載の法人会コラム

下田市の夏季海岸対策協議会の「感染者発生で閉鎖」の見出し記事が出ていました。
昨日も東京都では58名の感染者が発表され、海外では、自粛からの開放感が再び感染を広げている状況が伝えられているだけに、
正直、夏の海水浴場開設には不安もあります。

この記事をよく読むと「市内海水浴場で感染者が発生した場合に閉鎖する」とあり、
感染者が賀茂地区で発生、または海水浴場以外の市内で発生した場合は、原則として開設を継続し、注意喚起するとあります。
隣町や近隣の海水浴場に出た場合でも開設は継続するという事になります。
海水浴場で感染者が発生した場合…とは、海水浴場でPCR検査が行われるはずはないので、
感染経路として海水浴場の可能性がある場合…という事でしょうか?

また、利用者の順守事項として、利用者の体温測定や健康チェック、ごみの適切な処理を盛り込んだ…とありますが、
認識の甘さが指摘され、感染を広げる要因となっている若者の心に、この事をどう届かせるのか…問題は山積みです。

しかし、様々なリスクを承知の上でも、やはり、海水浴場の開設に踏み切らざるを得ないという事情も察して余りあります。
この夏、伊豆を訪れる皆さま、どうぞ、節度をもった行動を心よりお願い致します。

また、南伊豆町が、ふるさと納税の独自ウェブサイトを開設する記事にも目が留まりました。
何度もお伝えしています、西伊豆町のコロナ対策を支える財源が、このふるさと納税の成功にある事を考えると、
寄付額の拡大を目指す行政の取り組みとしては注目したいところです。
南伊豆町は、ふるさと納税の還元制度を利用した取り組みでは、下田市、賀茂郡下5町の中で一番早くに実績を上げ、
当会がふるさと納税推進委員会を設置して、南伊豆町の担当課長さんにお話を伺いにいった際、
「何故、ふるさと納税に力を入れているんですか?」との質問に「そりゃ、儲かるからですよ」とシンプルに答えられました。

その時、役場の方から出た意外な言葉に感心した記憶があります。
お金の問題もそうなのですが、役場の方が民間目線へと意識を変えることに繋がる事、
また、行政と地元業者が横並びの協力関係を築けるところにもメリットはあると思います。

近隣市町も是非、追従して頂きたいですね。