「ウィズ・コロナ掲示板」(2021年9月14日~12月)

当地伊豆では夏本番を控え、海水浴場の開設を発表しています。
コロナ下において経済の歩みも止めないためには「ウィズコロナ」の精神のもと、
受け入れ側も受け入れる側もコロナ対策を心がけた行動が求められます。
法人会では、本掲示板を通じて、今後ともその点を訴えかけていきたいと思います。


◎9月14日フェイスブック掲載の法人会コラム

昨日、全国の感染者数が5,000人(4,171人)、東京都も1,000人(611人)、静岡県も100人(60人)を割り込みました。
もちろん油断は出来ませんが、このまま減少傾向が続き、今月末までの緊急事態宣言等も解除される流れになってほしいものです。

今朝の伊豆新聞一面には、正にその緊急事態宣言解除がされた場合、その翌日から始まる、南伊豆町の「伊勢海老まつり」
101日~1130日)に合わせ、1人当たりの宿泊が5,000円割引、町内で使える3,000円分のクーポン券がもらえ、
合計で8,000円分がお得になる特別割引キャンペーンが実施され、既に多くの問い合わせをもらっているとの記事が掲載されています。
そもそも「伊勢海老まつり」自体も、12日の宿泊プランに伊勢海老が1匹付く格安プランであるだけに、
更にそこに8,000円分もお得になるというのですからお得感はハンパではありません。

記事の裏面には、やはり南伊豆町の「一条竹の子村」の関連記事で、今年は豊作で「クリ拾い体験」が人気を集めているとありました。
また今年は、コロナ対策で畑ごとに貸し切りにしているといいますので、その点も安心して楽しめます。

南伊豆町は昔から「伊豆は南に行くほど素晴らしい!」と観光宣伝をしています。ヒリゾ浜など、
秘境と呼ばれる自然スポットがいくつもあり、ジオスポットにも指定される自然の造形美、
雄大な海…伊豆の最南端に相応しい魅力がたくさん詰まっています。

順調にコロナ感染者数がこのまま減っていき、宣言が解除され、受け入れ側も訪れる側も
互いに感染症対策に十分に気を配った上であれば、長い自粛生活から解き放たれる観光地としては最高の場所であると思います。


南伊豆町観光協会
https://www.minami-izu.jp/
一条竹の子村
http://www.minami-izu.net/takenoko/




◎9月15日フェイスブック掲載の法人会コラム


台風14号の影響で週末の天気が少し荒れ模様になりそうです。

さて、今朝は読売新聞にあった消費税の関連記事に目が留まりました。
思えば、今年4月に総額表示が義務化されたものの、明確な基準がないため、消費者としては実感できていない状況ではないでしょうか。
また、一例として、セブンイレブンのカフェラテ購入の例が示されています。
食料品の一つであるため、8%の税額で税込み価格は21384銭、これ一つだけ購入する場合、
レジでは小数点以下を切り捨てるので購入価格は213円で84銭の得。
しかし二つ購入する場合、税抜き価格×2396円、396円×1.08…となるため427円となり、
一つずつ買った場合に比べ1円高くなるといいます。
私もこれを読むまでは考えもしませんでした。
たかが1円と言ってしまえばそれまでですが、同じ商品の提供価格が、国が定める消費税の関係によって異なってくるわけですから、
単純に1円の問題ではありません。10%に税率が引き上げられた際、軽減税率の適用ケースに至っても、
テイクアウトの判断基準などは8%であるか10%の線引きが曖昧であるため、現場の方々にとっては少なからずストレスもあったかと思います。総額表示義務についても、消費者は単純に総額が表示されていた方が分かりやすいのですが、
少しでも安く思われたい…という事業者の思惑もあり、複数の表示方法が生まれ、かえって混乱を招いているような気がします。
この記事のMEMOの欄に1989年に3%の消費税が導入されてからの流れが書いてあります。
消費税導入時、私は東京の会計事務所に勤め始めたばかりで、これから導入される消費税の研修会に足を運んだ記憶がありますが、
その時は、本当に単純明快な制度でしたので、通常の申告の最終面で少し電卓をたたくだけ…という印象でしかありませんでした。
しかしその後、元々消費税は消費者からの「預り税」であるので厳密に計算されるべき…との流れから、
税率アップと共に制度改正が行われました。
導入当時に比べると、現場の事業者さん、税理士さんへの負担は間違いなく大きくなっています。
そして、この10月からは、令和510月から導入されるインボイス制度の登録事業者の受付が始まります。
制度の厳格化は公平公正な税制の形としては正しいのかもしれませんが、
結果として、現場での過剰な負担や消費者の混乱を招くような事態だけは避けて頂きたいと思います。





◎9月16日フェイスブック掲載の法人会コラム

昨日は、北朝鮮が日本海に向けてミサイルを発射するなど物騒なニュースもありました。
コロナ、台風…これ以上、嫌なニュースを重ねないでほしい…そう思いました。

今朝の伊豆新聞一面には、東伊豆町で「全国草原サミット・シンポジウム・イン・東伊豆」
と銘打った草原サミットが初開催(県内でも初)されるという記事が掲載されています。
コロナ禍のためオンライン開催であるところはとても残念ですが、サミットには全国8市町村の幹部が出席。
草原の持つ公益的な役割や価値について広くアピールすると共に、
各地で取り組まれている保全活動の現状や課題について議論されるといいます。
東伊豆町の細野高原はここ数年で周辺整備が整いましたが、昔は知る人ぞ知るスポットでした。
私自身も細野高原に足を延ばしたのは道路事情が整った数年前のことになります。
想像以上の広さ、すすきの草原…そこから海を見下ろせる眺望…何もかもが思っていたスケールを超えていました。
また、これは見た人によって印象、意見は分かれると思いますが、草原の上には風力発電の風車が回っています。
この風力発電については東伊豆町が先行して取り組んでいましたが、
耐用年数を前に故障、停止するなど、使用できなくなった風車の処理をめぐっても議論されているところです。
更に言えば、伊豆各地で行われている太陽光発電についても、目に見えないところで山が切り崩されている事実もありますし、
山に頂上にある細野高原が、もし誰も着目していない場所であれば、すすきを全て刈って太陽光パネルを一面に…
と考える事業者がいてもおかしくありません。
そういう意味でも、「草原」が未来へ残すべき資源として着目され、こうして取り上げられるのは良い事ではないかと思います。

東伊豆町では108日~115日にかけて「秋のすすきイベント」が開催されるようです。
東伊豆町観光協会作成のポスターが素敵な感じでしたので、こちらにもアップします。

詳しい内容は、東伊豆町観光協会のホームページをご覧ください。

https://www.e-izu.org/




◎9月17日フェイスブック掲載の法人会コラム

どうやら、温帯低気圧に変わると予想されていた台風が、そのまま列島横断をするコースをとるようです。
明日から連休となりますが、気象予報には十分な注意が必要です。

さて、今朝の伊豆新聞の一面に、東伊豆町片瀬の老舗温泉旅館「片瀬館ひいな」が、
新型コロナウイルスのワクチン接種を済ませた人を対象にした優待宿泊プランの予約販売を開始した…という記事が掲載されています。
2名で12食付きの料金(45千円)が最大6,000円(約13%)引きとなり、ワクチンは1回以上接種していれば利用できます。

ただ、グループの中に未接種者がいれば利用できず、チェックインの際、証明書を提示する…となっています。
こうした取り組みは既に全国の宿泊施設でも始まっていて、
旅行サイトなどでは「ワクチン接種済の方限定、お得な宿泊プラン」などの特集も組まれています。
旅行大手などは、接種を終えた人向けのツアー企画などが組まれ、申し込みが急増しているといいます。

ここ数日、こうしたワクチン接種を前提とする飲食、イベントの緩和、
もう一つ踏み込んだワクチンパスポートの議論も始まっていますが、
感染拡大が抑えきれていない現状においては「時期尚早」の声も多く聞こえます。
ワクチンによる抗体量、持続期間にも個人差があること、
ワクチン接種が進む他国においてもブレイクスルー感染が多く見受けられる事から、当然だと思います。
また、これが行き過ぎた時、ワクチン接種を受けていない人への差別なども心配です。
宿泊施設側からすれば、宿泊お断りではなく優待なので、施設の基本姿勢を示しながら営業にも役立てていく一つの経営戦略です。
しかしながら、利用者の中に1名でも未接種者がいれば利用できない…となっていますので、
例えば、いつも旅行をしている仲良しグループの中に、身体的事情その他でワクチンが受けられない人がいれば、
自ずとその輪からはずれる事にもなりかねません。

1年半に及ぶ自粛で人々の不満はマグマのように溜っています。
ワクチン接種が様々な場面で「免罪符」となれば、ワクチンを打てばもう大丈夫…という間違った認識も生まれかねません。
もちろん、経済は回していかねばなりませんが、
少しずつ感染者数が減り始めた今だからこそ、もっと慎重に緩和すべきでないかと思います。





◎9月18日フェイスブック掲載の法人会コラム

昨夜から断続的に降る強い雨に何度か目が覚めました。
ずっと停滞していた台風14号も、日本上陸すると一気に列島を横断する勢いです。
今日の午後には東海地方にまで迫ってくるようですが、気象情報に気を配りたいと思います。

さて、今朝の伊豆新聞には、西伊豆町の堂ヶ島にある「加山雄三ミュージアム」が来年831日で閉館する記事が掲載されています。
加山さんの「光進丸」が西伊豆に停泊しているご縁もあり、1998年に開館しましたが、
その光進丸も3年前に西伊豆に停泊中に船舶火災で全焼…加山さんも84歳でここ数年は体調も優れない事もあり、閉館になるといいます。
加山さんは、地元下田高校の校歌を作詞、作曲するなど地元にも親しみがあり、
ミュージアムの目の前には、加山さんのイメージにもぴったりな素晴らしい堂ヶ島の景観があって、
熱心なファンの人に親しまれた施設なので、とても残念ではあります。

堂ヶ島近辺には隣接する山に長年親しまれた「らんの里堂ヶ島」という施設もありましたが、8年前に閉館しました。
ミュージアム閉館後は観光施設として活用を検討…とありますが、
堂ヶ島の景観に相応しい、海繋がりの施設が出来てくれるといいな…と個人的には思います。


来年8月末までです。ファンの方は是非!
「加山雄三ミュージアム」
https://www.kayama-yuzo-museum.com/




◎皆様からのコメント(一部抜粋)

何十回と前を走っているけど、一度も入ったことありません。堂ヶ島の遊覧船には何回か乗ったけど。
一度見に行かなくっちゃ。

一つ思い出が無くなるようで淋しいです。]
でも、石垣さんが言われるように、次の思い出になる施設が出来ると良いですね!


西伊豆へ行く度に堂ヶ島レジャーで休憩し、必ずミュージアムを見ていました!
閉店まであと一年弱あるので、来年必ずミュージアムにお邪魔します!


◎9月19日フェイスブック掲載の法人会コラム

心配された台風14号も温帯低気圧に変わり、大きな被害も無かったようで一安心です。
今朝の伊豆新聞の一面には、明日の「敬老の日」に合わせ、賀茂6市町の高齢化人口(65歳以上)と高齢化率の表が掲載されています。
率では全体で45.6%、一番率が高い町は西伊豆町で51.4%となっています。
自分も高齢化の基準とされる65歳以上に10年を切りました。
まだ若い頃、白髪頭の父親が「今日、おじいちゃんとか呼ばれて…」と怒っていた姿を見て、
どこから見てもおじいちゃんなのに…と、可笑しくなった記憶があります。
しかし、そんな父親の年齢に近くなった今、少しその気持ちが分かるようになってきました。

「高齢化」という言葉、そこに基づいた高齢化率の数字はデータとしての必要性はあるのでしょうが、
そこには人の温もりが感じられず、冷たさだけが漂います。
「後期高齢者」などという言葉に不快感を覚える人も少なくありません。
高齢化に進む社会を支えるには…とよく問題化の象徴のように語られますが、
働かない若者が親に支えられるケースも少なくないのですから、
一概に高齢者の方々を「支えられる側」とする事も失礼な話だと思います。

この伊豆新聞の裏面には、84歳で狩猟や蜂蜜採取で野山を駆け回る方の記事が載っていました。
これだけのパワーがある方を「数字上の高齢者」に数える事自体がおかしなことです。

年齢が若くとも「生きる力」が感じられない人もいます。年齢を重ねても、生涯現役を貫いて輝き続けている人もいます。
敬老の日は、老いたことを敬う日ではなく、素敵に年齢を重ねた人を敬う日にしたいですね。






◎9月20日フェイスブック掲載の法人会コラム

今日は敬老の日ですね。台風一過で昨日、今日と晴れ渡っています。
3連休という事もあり、一部の高速道路で渋滞が…という報道もありましたが、
我が家の近くの観光スポット「ペリーロード」では、多くの家族連れの姿も見かけました。
今月末の緊急事態宣言が予定通り解除されることを祈ります。

さて、今朝の伊豆新聞一面には、西伊豆町の職員、松浦城太郎さんが、
全国の優れた地方公務員を表彰する「地方公務員アワード2021」で全国10人のうちの1人に選ばれた記事が掲載されています。
松浦さんには、昨年末、法人会報誌「YUME」で取材をさせて頂きましたので、本当に嬉しく思いました。
(偶然にも、先月末発行の会報誌の紹介記事がありましたので、一緒に紹介させて頂きます)

今は賀茂郡下でもダントツの実績を挙げている「ふるさと納税」の最初の取り組みも、
松浦さんの行動力によるところが大きかったようです。
記事にもある「はんばた市場」の開設、電子地域通貨「サンセットコイン」の導入、
釣り客が釣った魚をこの地域電子通貨で買い取り、観光と共に町内でお金が回る仕組み「ツッテ西伊豆」の発案、始動…
裏方ながら、存在感を高める松浦さんの取材に伺う前、勝手ながらエネルギーの塊のような人ではないか…
と想像してお会いしましたが、本当に自然体…現場で魚をさばき、市場の人に交じって汗を流している人でした。
また、話を聞くと、西伊豆が大好き!が原動力と語るように、その内に秘めた郷土愛にも感心しきりでした。
多分、そうした松浦さんの仕事ぶりに刺激を受けた仲間もいて、役場全体の空気にも繋がっているのではないでしょうか。
やはり「人」ですね。

取材の時、役場は役に立たない場…と言われた事が悔しかった…と松浦さんは話しました。
「公務員だってやればできる」との言葉の裏には、そんな当初の悔しさをはね除けた思いも感じます。
今回の受賞、松浦さんの取り組み…近隣市町の職員さんも大いに刺激にして頂きたいと思います。
松浦さん、本当におめでとう!





◎皆様からのコメント(一部抜粋)

記事を取り上げていただきありがとうございます!
この受賞は私の力ではなく、周囲の人に恵まれたからだと思っています。
感謝の気持ちを忘れずにこれからも頑張っていこうと思います。


◎9月21日フェイスブック掲載の法人会コラム

昨日はお彼岸でお墓参りに行ってきました。
しばらくぶりのお墓参りの方もいらっしゃったのか、お寺の境内は他県ナンバーの車も多く、大渋滞でした。
今日は8年ぶりに満月と同じ日となる「中秋の名月」。
日本海側は月見日和となる予報ですが、太平洋側は雲が広がるとか…何とかこちらでも見られるといいのですが…。

今朝の伊豆新聞一面には、新型コロナウイルスの拡大で結婚式の中止、延期が続く中、結婚が決まったカップルが、
思い出の場所や美しい自然の中で撮影する「エンゲージメントフォト」が増えているといった記事が掲載されています。
年間50件の仕事であったのが倍増以上の注文があるそうです。
コロナ禍となり、目に見えるところの経済ははっきりと冷え込んでいますが、その一方で、こうした隠れ需要が多くあります。
コロナ禍でも個人資産も増え、株価が上がり、税収も増えている事が、こうした消費が動いているという証でもあります。
事業経営者はこの「隠れ需要」を如何に引き出すのか…という事に気を配る必要があります。

また、この記事を読んで、改めて、伊豆の自然、景観の素晴らしさ、
たくさんの方に思い出の地として認知されているという事を再認識しました。
私たち地元がもっと、その事を大事に思わなければなりません。





◎9月22日フェイスブック掲載の法人会コラム

中秋の名月…昨夜はご覧になれたでしょうか?
少し雲が多めの夜空ではありましたが、SNS上では見事なお月様がたくさんアップされていました。
闇夜に見事に浮かぶ月明かりに、世を照らす願いをされた方も多かったのではないでしょうか?

昨日は、全国における新規のコロナ感染者数も2,000人を割り込み、静岡県も19人、
感染者数を示す日本列島の地図には、久しぶりに白く表示(ゼロ)されている場所がありました。(ちなみに鳥取県です)
政府も今月末の緊急事態宣言解除の方針を発表しました。

しかし、大事なのはこれからです。
今朝の伊豆新聞には、西伊豆町の西伊豆健育会病院が新型コロナウイルス感染症の陽性者を受け入れる病床を
新たに2床設けた記事が掲載されています。
下田市、賀茂郡下においては、今まで、受け入れ病床が下田メディカルセンターしかありませんでした。
わずかの受け入れ病床で一時的な措置をするのみで、症状によって天城越えをするケースがほとんどです。
今は落ち着いた状況ですが、今年の夏は、松崎、西伊豆方面でもクラスターが発生しました。
医療現場が整っていない地方に住む人たちは、昔から「もしもの時…」に対する恐れを潜在的にもっていますので、
コロナに対する不安もより大きく、残念ながら、そこが差別に繋がったりする根本にあると感じます。

そういった意味では、今まで近くに全くなかった受け入れ病床が、たとえ2床であったとしても出来た事は、
住民の不安を軽減する意味でも大きな一歩であると思いました。

コロナ禍となって1年半以上が経過し、度重なる緊急事態宣言のつど、こうした状況が予測出来なかったのか、
もっと準備する事が出来なかったのか…そういう声が上がります。

ピークアウトの兆候が見え、宣言解除されつつある今、その先を考える時期に来ています。